ハウスワン 代表ブログ

年末年始の怖い住宅火災に対策しよう

いつもご覧いただきありがとうございます。

(株)ハウスワンの一尾です。

師走の気忙しい中でこの一年を振り返っております。本年も大変お世話になりました。

年内も残りわずかですね。年越しの準備はいかがですか?

年末年始に最も気をつけなければならないのは火災です。

特に1月は、建物火災の発生件数が1年の中で最も多いとされています。

「火の用心」と声をかけあう町内会などの巡回も見かけることが多い季節ですね。

住宅火災の主な原因は「コンロ」、次いで「たばこ」「放火」「ストーブ」となっており、消防庁の統計ではこれらで全体の約半分を占めます。

寝たばこは絶対にダメですが、灯油ストーブやガスファンヒーター、赤外線ヒーターなどの使用の際には慎重な行動を心がけ、可燃物をこれらの暖房器具の近くに置かないようにしましょう。

暖房器具の近くにカーテンを配置せざるを得ない場合には、「防炎」のカーテンを使うのがおすすめです。

「防炎」カーテンにも2つのタイプがあり、ひとつは燃えにくい繊維を使用したタイプ、もうひとつは、後から「防炎加工」を施したタイプです。

消防法に定められた防炎性能試験に合格したものには、いずれのタイプでも防炎ラベルが付与されます。

また消防法では、住宅の寝室、階段、台所などには火災警報器を設置することを義務づけているのですが、総務省の調査によれば、全国の住宅用火災警報器の推計設置率は79.8%で、約20%の住宅で未設置というのが現状です。

ご自宅の火災警報器の設置状況を再確認してみましょう。

設置されていても、定期的な点検を行ってください。

台所には、天ぷら油火災などの備えとして、住宅用の消火器を備えることも忘れないようにしましょう。

消火器は1本6,000~1万円程度で入手できます。

意識していない人が多いと思いますが、有効期間は約5年。

これを過ぎた消火器はリサイクルに回さなければなりません。

消火器をうまく使用できるか自信のない人は、エアゾール式の消火用具を検討してみてください。

これは噴霧するだけで消火できるもので、初期の小規模な火災には効果的です。

天ぷら油専用の消火パックというものもあります。

鍋に入れたまま一定時間待つだけで消火できるという優れモノです。

ガスコンロなどの住宅設備機器は、新築時のまま使い続けているご家庭が多いと思いますが、設計上の寿命はおよそ10年程度です。

これはトイレやキッチン、ユニットバスなどの機器も同じです。

住宅そのものは30年から40年という長い年月使われるものですから、その間に何回か設備機器を交換するということになります。

特にガスコンロは、安全性を確保するためにさまざまな安全装置が備えられているものですから、10年以上を経過していたら交換を検討してください。

住宅火災のリスクをできる限り軽減して、安心で快適な暮らしを築きましょう。

最後までお読みいただきありがとうございます。

(株)ハウスワン 一尾

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