いつもご覧いただきありがとうございます。 (株)ハウスワンの一尾です。
暖かくなり、あじさいが可憐な花を開きはじめ、半袖の方が目立つようになってきました。
これからは気候が良くなり、気温も上がり、草木も実をつけ、花も咲き乱れて、山野は賑やかになります。
本格的な梅雨の訪れを前に、湿気や雨対策をしっかりとしておきましょう。
住まいの中で湿気が溜まりやすいのは、水まわり以外では、やはり押入れです。
夜使った布団を押し入れにしまっているご家庭では、就寝中にかいた汗が布団に吸収されているため、なおさら湿気がこもりやすくなります。
押入れの湿気対策として昔から用いられているのが「すのこ」。
すのこを敷いて風を通りやすくするだけで、効果を発揮してくれます。
この時、底面だけでなく、壁の奥や側面の壁にもすのこを立てかけておくと、さらに風が通りやすくなります。
また吸湿効果がある新聞紙の性質を利用し、すのこと壁の間に新聞紙を敷くことで、さらなる湿気対策の効果を期待できます。
オーソドックスな湿気対策としては、除湿剤か小型除湿機があります。
除湿剤は隙間にスッと入るような小型なものから、大容量のものまで様々なタイプが売られていますね。
価格も比較的安価です。
小型除湿機も同様に、ティッシュボックス程度しかない小型のものが主流になっています。
こちらの除湿機能は除湿剤よりも強力です。
消費電力は50ワット程度で、一日中つけっぱなしでも30円程度です。
ただ、普通、押入れの中には電源はないので、押入れの外から電源を取る必要があり、そのためふすまや扉を少し開けておかなければなりません。
除湿剤は水が溜まったら捨てる使い切りですが、小型除湿機はタンクに水が溜まると自動で止まる仕組みになっています。
タンクの水を捨てれば何度でも使用することが可能です。
こうした対策をしても、まだ湿気が気になる場合は、雨が侵入していないかを確認してみてください。
一般的な一戸建て住宅では、雨は雨どいを通り、雨水桝と呼ばれる地面に埋め込まれたコンクリート製の四角い箱を経由して、排水溝から敷地外に出ていく仕組みになっています。
この雨の通り道がゴミや枯れ葉などで塞がっていないかチェックしておきましょう。
詰まっている雨どいは軒先で大きく垂れ下がっていることも多く、ひと目で分かると思います。
また、点検時に高所に上がる際は、足元に十分ご注意ください。
また、雨水桝は家の周囲に5~6か所設置されています。
ここが詰まっていると下水本管にたどり着かず、溢れてしまいます。
雨水桝には周囲の土や泥も混入しますので、念入りに掃除しておきましょう。
これを怠ると、いざというときに雨の中作業することになりますので、本格的な梅雨が始まる前に行ってください。
是非、この時期にご家庭の湿気と雨対策をご確認ください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
(株)ハウスワン 一尾
松阪Studio
〒515-0031 三重県松阪市大津町297番地1
伊勢Studio
〒516-0007 三重県伊勢市小木町565番地1