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家に滑り台を設置する費用やメリット・デメリットは?最適な間取りも紹介

家を建てるときに間取りや設備など、さまざまなことを決めなければなりません。

そのときに、家に滑り台を設置しようかと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか?

家に滑り台を設置する方法には2種類ありますが、家の設備として滑り台を設置する場合には、注文住宅でなければなりません。

この記事では、家に滑り台を設置する費用をはじめ、家に滑り台を設置するメリットやデメリット、家に滑り台を設置する際の間取りについて、詳しくご紹介いたします。

家に滑り台を設置する費用

家に滑り台を設置する場合、以下の2つの方法での設置が可能です。

  • 滑り台を購入して、家の中に設置する
  • 家を建てるときに設備のひとつとして家の中に滑り台を設置する

滑り台を購入して家の中に設置する場合、室内用の滑り台を購入することになります。

室内用の滑り台の場合、折り畳み式など場所を取らないものからジャングルジムが付属しているものまで、さまざまなタイプのものがあります。

家を建てるときに設備のひとつとして家の中に滑り台を設置する場合、注文住宅であれば設置が可能です。

滑り台を購入して家の中に設置する場合は、室内用の滑り台の設置費用は滑り台の購入価格だけとなるため、4,000~45,000円程度です。

ですが、家を建てるときに設備のひとつとして家の中に滑り台を設置する場合は、50~150万円程度かかります。

どのような滑り台を設置するかによって、価格に変動があるといった特徴があります。

家に滑り台を設置するメリット

家に滑り台を設置する場合、さまざまなメリットがあり、滑り台を設置してよかったという声が多数聞かれます。

家に滑り台を設置するメリットを知っておくことで、滑り台の設置を迷ったときの判断材料となるでしょう。

ここでは、家を建てるときに設備のひとつとして家の中に滑り台を設置する場合のメリットについて、詳しくご紹介いたします。

家に滑り台を設置するメリットには、以下の9点があります。

  • 子どもが楽しく遊べる
  • 子どもが雨の日や炎天下の日でも室内で遊べる
  • 子どもが親の目のつくところで遊べる
  • 子どもの遊びのレパートリーが増える
  • 滑り台に行くまで階段を使うため、手足を使い、子どもにとってよい運動になる
  • 子どもが高いところを怖がらなくなる
  • 荷物の移動がらくちん
  • 2人同時に移動するときに便利
  • 家を建てるときに設備のひとつとして家の中に滑り台を設置する場合、室内用の滑り台を購入して設置するより強度が高い

それでは、家に滑り台を設置するメリットについて、それぞれ詳しく見ていきましょう。

子どもが楽しく遊べる

家に滑り台が設置されていると、子どもが楽しく遊べるといったメリットがあります。

家の中でも外と同じような遊びができることで子どもが喜ぶでしょう。

子どもが雨の日や炎天下の日でも室内で遊べる

雨の日や炎天下の日の場合、外で子どもを遊ばせるのは無理だといえるでしょう。

雨の日では公園に行くこともできませんし、炎天下の場合、外で遊ばせるのは危険です。

特に滑り台は炎天下の場合、熱くなってしまい、遊んでしまうとケガの原因になってしまうこともあります。

ですが、家に滑り台が設置されていると、雨の日や炎天下の日でも関係なく、滑り台で遊ぶことが可能です。

子どもが親の目のつくところで遊べる

家に滑り台が設置されていると、親の目のつくところで子どもが遊んでくれるので安心です。

滑り台の場合、場所が固定されているため、滑り台で遊んでいるうちは子どもが移動する心配がありません。

子どもの遊びのレパートリーが増える

室内での遊びは限られたものしかありません。

ですが、家に滑り台が設置されている場合、室内での遊びのレパートリーがひとつ増えることになります。

遊ぶ方法が増えることで、子どもが喜んだり楽しんだりするので、メリットであるといえるでしょう。

滑り台に行くまで階段を使うため、手足を使い、子どもにとってよい運動になる

滑り台をすべるためには、滑り台に行くまで階段を使うことになります。階段を使うことは、手足を使うことであり、身体を動かします。

もちろん、滑り台をすべるときにも身体を使うので、子どもにとってよい運動になるでしょう。

室内遊びの場合、身体を動かすことがほとんどないので、運動不足に陥りがちです。ですが、家に滑り台があることで運動不足にもなりません。

身体を動かすことは、さまざまな刺激にもなるので、子育てをしているときにはメリットが多数あるといえるでしょう。

子どもが高いところを怖がらなくなる

家に滑り台があると、遊ぶ度に高いところから滑り台をすべることになります。

高いところが怖くなってしまうと、さまざまな遊びができなくなってしまったり、ある程度大きくなったときに遊園地で乗るものが制限されてしまったりします。

ですが、幼い頃から滑り台に親しんでいると、高いところを怖がらないといったメリットがあります。

荷物の移動がらくちん

家に滑り台があったとしても、子どもが遊ぶためのものであり、大人はすべって遊ぶことができません。

これはデメリットのひとつでもありますが、実は大人が滑り台を活用する方法がひとつだけあります。それが荷物の移動です。

本来であれば、荷物を持って、階段を降りなければならず、大変な思いをしなければなりません。

ですが、滑り台があれば、荷物を滑り台ですべらせて下ろすのに活用できます。

あまり大きなものは無理ですが、ある程度の大きさと重さであれば、階段で荷物を持って下ろすより格段に楽に荷物の移動をすることができるでしょう。

2人同時に移動するときに便利

階段を上る人と下りる人がいた場合、2人同時に階段での移動は不可能です。

ですが、滑り台があれば、2人同時の移動をするときに、片方が滑り台をすべって下りれば、2人同時の移動がスムーズに行なえます。

ただし、2人同時の移動が大人同士の場合は滑り台を活用できないため、この方法は使えません。

子どもが下りる方で大人が上る方だった場合に活用できる方法です。

家を建てるときに設備のひとつとして家の中に滑り台を設置する場合、室内用の滑り台を購入して設置するより強度が高い

室内用の滑り台は室内に置くだけの設置なので、家を建てるときに設備のひとつとして家の中に滑り台を設置する場合と比較して強度がありません。

ですが、家を建てるときに設備のひとつとして家の中に滑り台を設置する場合、設備のひとつとして設置するため、強度が高くなります。

家の中の滑り台に強度を求める場合は、室内用の滑り台を設置するよりも家を建てるときの設備のひとつとして滑り台を設置した方がよいでしょう。

家に滑り台を設置するデメリット

家に滑り台を設置するメリットは「家に滑り台を設置するメリット」で先述した通り、たくさんあります。

ですが、家に滑り台を設置するデメリットもあるため、メリットとデメリットの両方を確認して、本当に家に滑り台を設置すべきかを考えた方がよいでしょう。

ここでは、家を建てるときに設備のひとつとして家の中に滑り台を設置する場合のデメリットについて、詳しくご紹介いたします。

家に滑り台を設置するデメリットには、以下の6点があります。

  • 広いスペースが必要になる
  • コストが高い
  • 子どもが成長すると使用しなくなる
  • 使用中にケガをすることがある
  • 大人は使用できない

それでは、家に滑り台を設置するデメリットについて、それぞれ詳しく見ていきましょう。

広いスペースが必要になる

滑り台を設置する場合、広いスペースが必要となります。

多くの場合、階段の隣に滑り台を設置する傾向がありますが、本来であれば階段だけのスペースでよかったところに滑り台分のスペースを設けなければなりません。

また、階段の隣に滑り台を設置しない場合、別途滑り台を設置するスペースを確保する必要があります。

滑り台を設置するための広いスペースの確保は間取りによっては難しく、デメリットであるといえるでしょう。

コストが高い

家に滑り台を設置する場合、安くても50万円であり、高ければ150万円以上することもあります。

滑り台を設置しなければ、注文住宅の購入価格を50~150万円下げることが可能です。家に滑り台を設置するのは、コストが高いため、費用面でよく考えることが大切でしょう。

子どもが成長すると使用しなくなる

家に滑り台を設置すると子どもは喜びますが、子どもが成長してしまったら滑り台は使用しなくなってしまいます。

メリットでもご紹介した通り、荷物の移動には使用できますが、子どもが遊ばなくなってしまうと、使用する頻度がかなり下がり、不要な設備となってしまうことが考えられます。

使用中にケガをすることがある

滑り台は遊具のひとつでもあるので、使い方を誤ってしまうと、ケガの原因となってしまうことがあります。

親が目を離さずに遊ばせているうちは大丈夫ですが、目を離してしまうとケガをする危険性があるといったデメリットがあります。

大人は使用できない

基本的に大人は滑り台をすべれません。

ただし、メリットでもご紹介した通り、荷物を移動させるためには使用することは可能です。

家に滑り台を設置する際の間取り

家に滑り台を設置する場合に気になるのは、どんな間取りであれば、滑り台を設置できるかではないでしょうか?

家に滑り台を設置する場合には、滑り台を設置するだけのスペースが必要です。

ここでは、滑り台を購入して家の中に設置する場合と家を建てるときに設備のひとつとして家の中に滑り台を設置する場合について、それぞれご紹介いたします。

滑り台を購入して家の中に設置する場合の間取りとは?

滑り台を購入して家の中に設置する場合、滑り台は以下のような場所に設置されています。

  • 2畳ほどの収納スペースに滑り台が設置されている
  • リビングの端に滑り台が設置されている
  • 子どものプレイルームに滑り台が設置されている

このように、滑り台を購入して家の中に設置する場合は、滑り台が邪魔にならない位置に設置されることがほとんどです。

家を建てるときに設備のひとつとして家の中に滑り台を設置する場合の間取りとは?

家を建てるときに設備のひとつとして家の中に滑り台を設置する場合、滑り台は以下のような場所に設置されています。

  • 家の中心の階段の横に滑り台が設置されている
  • 1階のリビングに続く階段の横に滑り台が設置されている
  • 2階のリビングに続く階段の横に滑り台が設置されている
  • ロフトからリビングに続く滑り台が設置されている
  • 中2階の右端に階段、左端に滑り台が設置さていれる
  • 庭に芝生の滑り台が設置されている
  • 庭に滑り台が設置されている
  • リビングと小上がりの和室の段差に滑り台が設置されている

このように、家を建てるときに設備のひとつとして家の中に滑り台を設置する場合は、滑り台が設置されている場所はさまざまです。

これはどのような間取りであっても、設備として組み込んでいるため、対応が可能であるからでしょう。

間取りもオープンLDKや4LDKなどさまざまであり、滑り台を設置するスペースの余裕があれば、設置は可能です。

また、家に滑り台を設置したい場合には、間取り的に難しかったとしても、滑り台のサイズなどで設置を調整することができます。

まとめ:家に滑り台を設置する費用と注意点

家を建てるときには、さまざまな設備や間取りについて考える必要があります。

そんなとき、家に滑り台を設置しようと考えることもあるでしょう。

家に滑り台を設置するには、まず滑り台を設置するスペースとそれにかかる費用の準備をしなければなりません。

設置するスペースはどのような間取りであれば滑り台を設置することが可能か、コスト面に不満はないかについて考えましょう。

家に滑り台を設置するメリットやデメリットも併せて理解しておくことは、家に滑り台を設置したときのイメージと現実とのギャップを減らすことにつながります。

家に滑り台があるメリットはデメリットよりも多いですが、デメリットもしっかり確認しておくようにしましょう。