ハウスワン 代表ブログ

エアコンと賢く付き合う暮らし

玄関を開けると熱気が…

 

いつもご覧いただきありがとうございます。

朝は蝉の声、夜は花火の音が聞こえてくる

賑やかな季節です。

連日の暑さに夏バテ気味のかたも

いらっしゃるのではないでしょうか。

 

帰宅して玄関のドアを開けた途端

ムッと熱気を感じることがありますよね。

遅く帰ったときなどは、

外よりも屋内の方が高温になることもあります。

この熱気の正体は、

昼間の強い日差しで暖められ、

逃げ場がないために屋内に滞留している空気です。

こんなときは冷房をフルパワーにしても

なかなか冷風が出てこず、

暖まった空気を冷やしてくれません。

実はこのとき、

電気代もすごくかかっています。

 

 

エアコンをフルパワーにする前に

 

こんなときは、エアコンをつける前に、

対角線上にある窓を開放し、

扇風機などで風を起こして

空気を入れ替えるのがおすすめです。

 

外と屋内が同じくらいの温度になったら、

エアコンをつけてもOKですが、

フルパワーではなく、

自動運転にしておくのがおすすめです。

エアコンの自動運転は、

最適な出力に調整する機能があるので、

無駄な電力を使わずに節電できます。

部屋が冷えてきたら、窓を閉めて、

外気の熱が家の中に侵入するのを防ぎましょう。

 

たったこれだけで節電につながるのですから、

エアコンは使いようです。

 

「つけっぱなし」と「こまめに切る」どちらがお得?

 

エアコンといえば、つけっぱなしにするのと、

こまめに切るのとでは、

どちらが効率的なのかという議論があります。

 

まず、エアコンの仕組みと消費電力について

考えていきましょう。

 

そもそもエアコンが最も多く電力を消費するのは、

室内の温度を設定温度まで上げたり下げたりするときです。

つまり、室内の温度と設定温度との差が大きいほど、

運転開始直後に多くの電力が消費されるわけです。

 

その後、室内温度が設定温度に達すると、

エアコンはその状態を維持する運転に切り替わります。

このとき、消費する電力はぐんと抑えられます。

 

つまり、設定温度になったからといって

運転を止めてしまうと、

室内温度は元に戻ってしまいますから、

運転再開によってまた多くの電力を消費することに

なってしまうわけです。

 

こまめに電源をオンオフするのはかえって

電気代を高くしてしまう、といわれるのは

そういう理由があるのです。

 

外が涼しいときは運転開始の電力も下がる

 

大手空調機メーカーの調査結果によれば、

消費電力の少ない運転は、

・外気温が高い9時~18時は「つけっぱなし」に

・外気温が低下した18時~23時では

「30分ごとにオンオフ」

 

だそうです。

外気温が低下すると、運転開始時の消費電力が

少なくなるのですね。

 

以上を参考にエアコンと賢く付き合って、

お財布にも地球にも優しい生活を心がけましょう。

 

(株)ハウスワン 一尾