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中古住宅を買わなきゃ良かった理由とは?後悔している失敗例と買ってはいけない家の特徴

中古住宅の購入について検討している方は、買わなきゃ良かった理由が気になるのではないでしょうか。後悔した理由は「給湯器・トイレなどの水回り設備においての不具合に気付かず交換費用がかかった」「壁・床下に断熱材が使用されておらず想定以上に暑さ・寒さが気になる」などが挙げられます。

本記事では以下の内容を紹介します。

  • 中古住宅を買わなきゃ良かったと後悔した理由
  • 中古住宅を買わなきゃ良かったと言われるよくある失敗例
  • 買わないほうがよいと思う中古住宅の特徴
  • 中古住宅を買わなきゃ良かったと後悔しないためのポイント
  • 中古住宅の購入を検討する際の注意点

上記の内容を把握すると、中古住宅の購入後に後悔せずに済みますので、ぜひ参考にしてください。

中古住宅を買わなきゃ良かったと後悔した理由

中古住宅を買わなきゃ良かったと後悔した理由は、以下のとおりです。

  • 給湯器・トイレなどの水回り設備においての不具合に気付かず交換費用がかかった
  • 壁・床下に断熱材が使用されておらず想定以上に暑さ・寒さが気になる
  • 購入したあとに多額の費用でリフォームを行ったけど突然「転勤」が決まったことで手放すことになった
  • 修繕を繰り返しているので新築を買ったほうがよかったと後悔してしまう

築年数が古い中古住宅は、内見時に詳細にチェックする方が多いでしょう。とはいえ、築年数が浅い物件では、想定しなかった不具合があとから発見されることがありますので、注意が必要です。

中古住宅を買わなきゃ良かったと言われるよくある失敗例

中古住宅を買わなきゃ良かったと言われる、よくある失敗例を11個紹介します。

  1. 最寄り駅まで時間がかかる
  2. 住宅ローン返済が厳しい
  3. 外装リフォームを怠る
  4. 湿気がひどい
  5. 配管の劣化
  6. 不要な設備を付ける
  7. 住宅周辺がたまり場
  8. 交通量が多い
  9. 住宅の管理ができない
  10. 騒音に悩まされる
  11. 近所に同年代がいない

以下より詳しく解説しますので、みていきましょう。

最寄り駅まで時間がかかる

最寄り駅まで時間がかかることです。戸建て住宅は通常、マンションより最寄り駅から遠いことが多く、物件情報に記載されている徒歩分数をそのまま受け入れることは危険といえます。

たとえば、物件情報に記載されている徒歩分数は、信号・踏切の待ち時間などは含まれていないため、想定より駅までたどり着くのに時間がかかることがあります。「実際に歩いて時間を測る」「長めの信号・開かずの踏切がないか」などをリサーチしておくとよいでしょう。

また、駅までバスを使おうとしている方も注意が必要です。バスが時刻表通りの時間に到着すると思っていると、想定より時間がかかる可能性があり、通勤で使用する場合、朝の時間帯のバスが通る道の混雑具合においても調べておきましょう。

住宅ローン返済が厳しい

住宅ローン返済が厳しいといった失敗例があります。住宅ローンにおいてのシミュレーションで、現在の家賃と同等ほどだから大丈夫と思っても、住宅の購入時や購入後で必要になるお金は住宅ローン返済費のみではないからです。

購入時にかかるお金は、以下が挙げられます。

  • 購入価格3~8%の諸費用
  • 仮住まい費用・引っ越し費用
  • 家具・家電の新調費用

購入後にかかるお金は、以下のとおりです。

  • 固定資産税・都市計画税
  • 火災保険料
  • リフォーム・修繕費用

また住宅関連以外では、子供の教育費・車購入費用など、お金が必要になることは多々あるでしょう。

外装リフォームを怠る

失敗例に、外装リフォームを怠ることが挙げられます。中古住宅購入をするときには、内装にすごくこだわってリフォームするけど、外装リフォームを後回しにするケースが多いです。

屋根・壁・窓などは、築年数が経過すれば経年劣化していくので「壁のひび割れを放っておいたら雨漏りしてしまった」「壁が腐食してしまった」などが起こりえます。リフォーム済み物件の購入する際も同じで、内装の良さだけでなく外装・構造部も忘れずに確認しましょう。

ただし、外装・構造部のリフォームは、適切にできているかの判断は素人にはなかなか難しいので、プロに同行してもらうと安心です。

湿気がひどい

湿気がひどいといった失敗例があります。カビ・結露の原因となる湿気は、季節・時間帯によって異なるため、購入前には気付きにくく、見た目での判断ではなく自身が実際に住むと想定して内見しましょう。

湿気対策については、風通しがよいことが大切なので、内見の際に窓を開けて風通しをチェックすることをおすすめします。とくに1階は雨が降ったあとに、地面から湿気を吸いやすいのでしっかりと確認しましょう。

配管の劣化

配管の劣化が挙げられます。配管の寿命は「金属管で20年ほど」「樹脂管で30年〜40年ほど」なので、築20年以上の中古住宅は、配管が経年劣化している可能性が高いです。

壁の中に位置する配管のリフォームは、手間・費用が非常にかかるので、あとから劣化に気付いて余計にリフォーム費用がかからないように、購入前に十分な確認が必要です。内見の際に自身でチェックできる内容は、給湯器周辺・洗面台・シンクの下など、配管が露出している場所のみなので、プロに依頼すればなお安心でしょう。

不要な設備を付ける

不要な設備を付けることです。便利と思ってリノベーションの際に新しく設備を付けても、住み始めてみたらほとんど使わないといった、かかった費用の割に便利でなく後悔するケースがあります。

たとえば、以下の理由で後悔します。

  • ウォークインクローゼットを設置したけど持て余しているので居室を広くすればよかった
  • 明るい浴室にしたいから大きな窓にしたけど冬場はすごく寒い
  • 床下収納を付けたけど出し入れが面倒なので使わなくなった

また親の介護用にと思い、バリアフリー住宅・階段昇降機の導入をしたけど、施設に入ることになったので不要になることも、極端な例ではありますが考えられます。ライフステージの変化を考慮して、必要な設備・部屋数を検討すると、住宅購入を成功させやすいでしょう。

住宅周辺がたまり場

住宅周辺が、たまり場となっていることです。中古住宅購入の立地選びは、駅・コンビニ・公園が近いなど、生活利便性・子育て環境が整っているほうが良いですが、施設が若者のたまり場となっていて不快に感じるケースがあります。

昼は閑静で非常に落ち着いた雰囲気の街であっても、夜間は治安が悪化するといった立地があります。住宅周辺の環境を見極めるには、時間帯・曜日を色々と変えてみて何度か訪れてみましょう。

交通量が多い

失敗例として、交通量が多いことが挙げられます。閑静な住宅街なので静かに暮らせると購入したのに、大通りの抜け道になっており、夜中まで騒音・揺れに困るケースがあるからです。

上記の環境では窓が開けづらくなり、子供の通学に危険が生じます。各自治体・警察で速度調査やスクールゾーン指定するなど、対策されつつありますが、大型車を中心とした抜け道利用者が多いといった現状です。

住宅の管理ができない

住宅の管理ができないことです。マンション・戸建て住宅であれば、戸建て住宅のほうが管理に手間がかかり、とくに庭付きの住宅は定期的な手入れが必要といえます。

たとえば、あえて子供を持たずに共働きするのでは、仕事が忙しいため、比較的広い戸建て住宅における管理をするのは難しいといえます。上記の場合、駅近でなおかつ管理の充実したマンションのほうがライフスタイルに見合っているかもしれません。

庭付きの広い家がほしいと思っても、自身のライフスタイルが維持管理に向いているか考える必要があるでしょう。

騒音に悩まされる

騒音に悩まされることが挙げられます。戸建て住宅はまだよいですが、マンション購入は防音性の確認は必須だからです。

騒音被害は避けたいですし、子供がいる場合では足音が響き、階下の住人より苦情が入ることがあります。マンションの防音性は建物の構造で決まり、マンションの構造に使用されている建材で以下のとおり分類できます。

  • S造:鉄骨造
  • RC造:鉄筋コンクリート造
  • SRC造:鉄筋鉄骨コンクリート造

防音性で優れている造りはRC造・SRC造で、鉄筋コンクリートは壁中をひとつの隙間なく埋めるので、防音性に優れているといえます。

近所に同年代がいない

近所に同年代がいないことです。地域ごとに住んでいる世帯は似てくるもので、子育て世帯が集まる地域・引退後のシニア世代が多く暮らす地域などがあります。

子育て世帯がシニア世代の多い地域に住宅を購入した場合、住みやすさに問題はないでしょうが、気軽に同年代で助け合えるほうが安心なケースが多いです。たとえば、周辺に年齢が近い子供がいると一緒に登下校できます。

一方、周辺に子育て世帯が少ないと、子供がひとりで登下校することになり、安心できないといったことが考えられます。

買ってはいけない中古住宅の特徴

買わないほうがよいと思う中古住宅の特徴は、立地の観点では以下のとおりです。

  • がけ崩れ・水害など自然災害リスクの高い立地
  • 周辺にたくさん空き家がある
  • ゴミ置き場をはじめとした共同施設が荒れている
  • 街の将来性がないように感じる

建物に問題があるときは、お金を支払ってリフォーム・修繕できますが、立地が良くないといった理由から何度も引っ越しはできません。日本は地震・台風・大雨など自然災害が多いので、ハザードマップのチェックは災害が生じる可能性のある場所を認識するために重要で、事前に災害への備えができます。

また、治安の良さ・周辺環境の充実などは、暮らしやすさの目安となります。治安の良い場所はスーパー・病院・学校・図書館・公園などが充実しており、中古住宅の価値が下がりにくく、売りたいと思ったときに有利といえるでしょう。

中古住宅を買わなきゃ良かったと後悔しないためのポイント

中古住宅を買わなきゃ良かったと、後悔しないためのポイントを4つ紹介します。

  1. プロに診断を依頼
  2. リフォーム一体型ローンの検討
  3. 既存住宅売買瑕疵保険を活用
  4. 郊外にある新築物件を検討

以下より、詳細を解説しますので参考にしてください。

プロに診断を依頼

プロに診断を依頼しましょう。中古住宅の劣化具合・安全性などを自身で判断することは難しいですが、住宅診断を活用すると、プロの目線で建物の状態・状況を診断してくれます。

「修繕が必要な箇所」「劣化している箇所」をすべてにおいて報告してもらえるので、リフォーム費用の見積もりに便利です。住宅診断の費用相場は、5万円〜10万円となります。

住宅診断は結果の改ざんを防止するために、売主に対してではなく第三者の業者へ購入者自身が依頼しましょう。

リフォーム一体型ローンの検討

リフォーム一体型ローンの活用検討を行うことがポイントです。購入と同時期にリフォームを行う場合、リフォーム費用は「リフォーム一体型ローン」として、住宅ローンとあわせて借りられます。

リフォーム一体型ローンの利点は、リフォーム専用のローン商品と比較して金利が低く、返済が住宅ローンとまとめてできるところです。また借入額は、物件価格の130%ほどまでの商品が一般的で、リフォーム・リノベーションなどの工事費用を一括で支払わない場合は、リフォーム一体型ローンの利用がおすすめといえます。

既存住宅売買瑕疵保険を活用

既存住宅売買瑕疵保険の活用を検討しましょう。既存住宅売買瑕疵保険を活用すると、購入したあとに物件の欠陥が見つかった際に安心だからです。

※既存住宅売買瑕疵保険とは、中古住宅の検査・保証がセットになっている保険制度です

中古物件の売買において宅建業者が売主の際、2年以上の瑕疵担保責任を義務付けられていますが、3年以上経過したあとの保証に義務は生じません。3年後以降も安心して暮らすためには、売主に対して既存住宅売買瑕疵保険への加入をしてもらうことがおすすめです。

売主との打ち合わせの際に、既存住宅売買瑕疵保険を活用したい旨を伝えるとよいでしょう。ただし、既存住宅売買瑕疵保険を活用するためには、購入する中古物件自体が住宅瑕疵担保責任保険法によって行われる検査に合格する必要があります。

郊外にある新築物件を検討

ポイントとして、郊外にある新築物件を検討することが挙げられます。都市部から少々離れた位置に視野を広げることで、都市部の中古物件と同等ほどの価格で、新築物件を手に入れる可能性があるからです。

新築は設備が新しいため、リフォーム費用がかからない利点があり、郊外であれば広い間取りの家が多くあります。物件を選ぶときは視野を広く持つことで、自分に見合った条件を探っていくことが大切です。

中古住宅の購入を検討する際の注意点とは

中古住宅の購入を検討する際の注意点を4つ紹介します。

  1. 住宅ローン減税の活用
  2. 耐震性の確認
  3. 契約不適合責任に注意
  4. 既存不適格建物ではないかの確認

以下より、詳しく解説します。

住宅ローン減税の活用

住宅ローン減税の活用を行いましょう。住宅ローン減税制度とは、住宅ローンを活用して住宅を取得するときに、住宅を取得する方の金利負担軽減を行う目的でできた減税制度です。

減税を受けるための要件は、定められている条件をすべてクリアする必要があるので、住宅を購入するときは条件に合っているかチェックしましょう。

耐震性の確認

注意点は耐震性の確認です。建設されたのが1982年より以前かどうかの確認が必要で、1981年に耐震においての法律が変更になり、建物によって異なりますが、昔の耐震基準で建てられた物件の可能性があるためです。

中古住宅は、住宅ローンをつけられないデメリットがあるため、地震が起きた際に心配です。工事を行った際に、耐震基準適合証明書を発行できて、減税もできますが、多額な工事費用にならないように注意する必要があります。

工事するときは、不動産会社でわからないことがありますので、専門業者に相談しましょう。

契約不適合責任に注意

契約不適合責任に注意しましょう。契約不適合責任とは、買主は売主に対して損害賠償・補修費などを請求できるといったものであり、買主へは契約に適合しないと知ってから1年以内に通知する必要があります。

とはいえ個人に対して、契約不適合責任が必ず求められるとはいえません。購入者側が損害賠償を求められますが、トラブルを防止するためにはプロの業者より中古住宅を購入したほうがよいでしょう。

既存不適格建物ではないかの確認

注意点として、既存不適格建物ではないかの確認が挙げられます。既存不適格建物とは、法令の改正で基準に合わなくなった建物を指し、中古物件で該当するケースがあります。

たとえば物件の高さ・建ぺい率などが、違法の物件に当たり、建て替えるときにもとの住宅と同等の大きさ・広さにできない場合があるので注意が必要です。また住宅ローンの対象外になる場合があるので、購入するときは安かったのに、あとに費用が多額にかかってしまう可能性があります。

中古住宅で「買わなきゃ良かった…」と後悔・失敗しない方法まとめ

中古住宅の購入について検討している方向けに、以下の内容を解説しました。

  • 中古住宅を買わなきゃ良かったと後悔した理由
  • 中古住宅を買わなきゃ良かったと言われるよくある失敗例
  • 買わないほうがよいと思う中古住宅の特徴
  • 中古住宅を買わなきゃ良かったと後悔しないためのポイント
  • 中古住宅の購入を検討する際の注意点

中古住宅を買わなきゃ良かったと後悔した理由は、「給湯器・トイレなどの水回り設備においての不具合に気付かず交換費用がかかった」「壁・床下に断熱材が使用されておらず想定以上に暑さ・寒さが気になる」などが挙げられます。買わなきゃ良かったと言われるよくある失敗例には「最寄り駅まで時間がかかる」「住宅ローン返済が厳しい」「外装リフォームを怠る」「湿気がひどい」「配管の劣化」「不要な設備を付ける」などさまざまです。

買わないほうがよいと思う中古住宅の特徴は、「がけ崩れ・水害など自然災害リスクの高い立地」「周辺にたくさん空き家がある」などが立地の観点で挙げられます。後悔しないためのポイントは「プロに診断を依頼」「リフォーム一体型ローンの検討」「既存住宅売買瑕疵保険を活用」「郊外にある新築物件を検討」です。

購入を検討する際の注意点は「住宅ローン減税の活用」「耐震性の確認」「契約不適合責任に注意」「既存不適格建物ではないかの確認」が挙げられます。中古住宅の購入で後悔したくない方は、上記のリスクを軽減するために、ハウスメーカーへの相談を検討してみてはいかがでしょうか。