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(株)ハウスワンの一尾です。
夏の蝉しぐれがかしましく、厳しい陽射しが照りつける中でヒマワリが空を仰いでいます。
寝苦しい日々が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、専門家によれば、今、日本列島は地震活動が活発化している時期だそうです。
首都圏でも、30年以内に約70%という高い確率で震度6弱クラスの地震が発生すると文部科学省が発表しています。
そうした中で地震への備えが非常に重要です。
建物自体の耐震性能は上がりましたので全壊を免れることはできるかもしれませんが、揺れに伴う住宅内の被害には十分な対策が必要です。
特に震度6を超えるような激しい揺れに襲われると、棚に置いただけのものなどは倒れたり落ちたりするだけでなく、「横に飛び」、すべて「凶器」になってしまうことがあるそうです。
棚や家具の上に物を置く場合は、固定や支えとなるものを用いてしっかり固定し、倒れないようにしておきましょう。
また、よく「テーブルの下に隠れるように」といわれますが、そのテーブル自体も揺れで室内を激しく移動します。
テーブルの下に隠れる場合は、室内の構造や家具の配置を考慮して、初めから安全な場所に置くようにしましょう。
また、地震によって家具が転倒する危険性もあります。
壁や天井に家具を固定したり、家具の転倒防止用のストッパーやガードを取り付けることを検討しましょう。
家具の転倒は耐震リフォームを行うことでも防止できます。
耐震リフォームにはいくつかの方法がありますが、建物の基礎補強効果があり、地震の際に建物が揺れたとしても、上記の家具固定やストッパー設置と組み合わせて、家具の転倒をかなり防止できるでしょう。
さらに地震への備えとして、非常用品の備蓄や、避難場所の確認、避難計画の作成なども重要です。
地震による停電や断水などの影響に備えて、非常用食料や水、ラジオ、懐中電灯などを用意しておきましょう。
また避難場所や避難経路は平時のうちに確認しておき、家族や身近な人たちと避難計画を共有しておきましょう。
これは、避難経路に思いがけない段差があったり、ベビーカーでは通れない場所があったりするからです。
特に小さなお子様がいたり、おじいちゃん、おばあちゃんと同居しているご家族では、休みの日などに家族で避難経路を散歩してみるといいでしょう。
同居ではなく近くにお住まいの場合は、助けに行って避難する経路も考えておいても無駄にはなりません。
地震に備えることは、自分自身や家族、周りの人たちの命を守るためにも重要です。
日ごろから備えを整え、地震に対する知識や対応策を身につけることが、災害に遭遇した際には大きな力となるでしょう。
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(株)ハウスワン 一尾
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