ハウスワン 代表ブログ

ドアを閉めても換気・防音できる仕組みとは

いつもご覧いただきありがとうございます。 (株)ハウスワンの一尾です。

新茶のおいしい季節ですね。連休中はのんびりと過ごされる方も多いのではないでしょうか。

5月に入り、木々の緑もだんだんと色濃くなってきました。

気温も上がり陽光は輝きを増していきます。

新緑のつやのある鮮やかな色合いはこの季節ならではですね。

都市部では、暮らしの中で窓を開けて風を入れたり、空気を入れ換えたりすることが減っています。

外気の汚れや花粉が気になったり、住宅が密集し、音が漏れたり、外からの視線を気にすることも一因になっています。

でも、時には窓から入る風の心地よさを感じたいですよね。季節を告げる植物の香りは心を和ませてくれます。
              
窓は1つだけ開けても風は入ってきません。入口と出口が必要です。

さらに部屋から部屋へと風を通すにはドアも開けなければなりません。

「ガラリ」と呼ばれる、通気口が設けられたドアもあります。

たとえば下部がガラリになっている「アンダーカット」のドア、ドア上部に回転式の天窓があるドアなどは、閉めていても風が通ります。

昨今ではシックハウス症候群を防ぐため、建築基準法によってすべての住宅に24時間換気システムの設置が義務づけられています。

窓を開放したり換気扇を回したりして空気の流れをつくり、ドアのアンダーカットやガラリを通して、家全体の換気をしているのです。
       
換気が十分となると、今度は音漏れが気になるかもしれません。

ホームセンターや100円ショップなどに行くと、ドアの隙間を埋められる「隙間テープ」という商品があります。

これを使うと音漏れを若干防げるのですが、24時間換気の妨げとなってしまいますので、あまりおすすめできません。

どうしても使いたい場合は部屋ごとに給気・排気ができる換気システムを設置しましょう。

ただ、そこまでしても隙間テープでの音漏れ防止効果には限界があるので、この際、音漏れに配慮したドアに替えてみるのはいかがでしょうか。

部屋の生活音漏れを軽減してくれる「音配慮ドア」が各メーカーから販売されています。

ドアの三方枠(上と左右枠)に特殊気密パッキンが付いていて、ドアとドア枠の隙間をしっかり埋めてくれます。

下部の隙間もドアを閉じると上下調整式のパッキン「エアタイト」が自動的に出て、床との隙間を密閉します。

音漏れを一般的なリビングドアの半分に軽減できる優れものです。

音漏れと換気の両方を行ってくれる、エアコン型の同時吸排気システムや、ダクトレスの熱交換換気というものもあります。

給気と排気を1台で同時に行うのでドアのアンダーカットやガラリなどを設置する必要がありません。

防音効果も優れているので、安心できます。

最後までお読みいただきありがとうございます。

(株)ハウスワン 一尾

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