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古民家リフォームの失敗例は?予算オーバーなど後悔する理由と解決策とは?

古民家リフォームを考えている方は、失敗例が気になるのではないでしょうか。失敗する理由は「物件探し」「施工会社選び」「予算面」「リフォームプラン」「リフォーム後」に分けられます。

本記事では古民家リフォームについて、以下の内容を紹介します。

  • よく失敗する理由
  • 失敗例
  • デメリット
  • 予算オーバーを避けるためのポイント
  • 失敗しないための解決策

上記を把握すると、効率的に古民家リフォームを行えて、理想の住まいを手に入れることができますので、ぜひ参考にしてください。

古民家リフォームで失敗する理由は?

古民家リフォームでよく失敗する理由を5つ紹介します。

  1. 物件探し
  2. 施工会社選び
  3. 予算面
  4. リフォームプラン
  5. リフォーム後

以下より、詳しく解説しますので見ていきましょう。

物件探し

物件探しをする際に、失敗することがあります。具体例は以下のとおりです。

  • 不動産屋にそもそも古民家物件の情報がない
  • イメージがわかないままに物件購入してしまった
  • 購入物件がすごく広すぎて予算内で全面リフォームが完了できなかった
  • 築年数のわりには家の劣化が進んでいた

古民家物件を探しに、不動産屋で探しても該当の物件がないことは、田舎に住んでいる方は家を売るのに不動産屋にほとんど頼まないために起こります。イメージがわかないままとりあえず物件を決めるといった場合は「納得できないリフォームに終わる」「リフォーム自体が止まる」可能性があるでしょう。

購入した家が広すぎたために、予算内において全面リフォームが完了できないことはよくあるため、コンパクトな物件をおすすめします。築年数は古くないのに劣化がひどいといった場合、人が長いあいだ出入りしていない物件にみられ、家の中に空気が通らずカビの原因になり劣化が進んでいる状態です。

施工会社選び

失敗する理由に、以下の内容から施工会社選びが挙げられます。

  • リフォーム会社との相性が良くなかった
  • リフォームイメージの理解をうまくしてもらえない
  • 依頼したハウスメーカーが古民家リフォームにおいての実例がなかった
  • 会社側が想像する「古民家リフォーム」があるため要望を叶えてくれない
  • アフターフォローがきちんとしていない会社だった

リフォーム会社との相性が良くなかったといった場合、打ち合わせに気乗りせず、リフォームすることも嫌になってしまうでしょう。リフォームイメージを担当者が上手に理解してくれないと、もどかしい気持ちになりがちです。

よく話を聞いてみると、依頼した会社で古民家リフォームにおける施工実例がなかった場合、営業時に「お得にリフォームできる」といった文言につられてしまうケースがあります。会社側が想像する「古民家リフォーム」像がある場合では「古民家再生」「古民家リフォーム」をメインに打ち出している会社にときおり見られます。

アフターフォローがきちんとしていない会社では、もしものときに困ることになるので注意が必要です。

予算面

予算面での失敗が挙げられます。よくある理由は以下のとおりです。

  • 解体して強度不足が判明し追加費用が本工事ぐらいかかった
  • 建材を再活用できないために費用が倍以上になった
  • 新築を建てる以上に費用が高くなってしまった
  • 実は補助金制度を活用できた

解体して強度不足が判明し追加費用が本工事ぐらいかかったケースは「現地調査で確認できない強度面」「シロアリ被害」などの工事が、解体後に追加されることがあります。建材を再活用できないために費用が倍以上になった場合、古い家を解体したときの建材を再利用していることが多く、何度も繰り返し使用しており実は何百年前の建材だったといったケースがあります。

新築を建てる以上に費用が高くなってしまったケースでは「基礎がない」「耐震性に問題」がある理由から、築40年以上の物件に多く、耐震補強工事で予想以上に費用がかかることがあります。実は補助金制度を活用できた場合は、気付いたときには申請期限がすぎていて、損してしまうことがあるため、古民家リフォームで活用できる補助金・減税制度をきちんと認識しておきましょう。

リフォームプラン

リフォームプランによる失敗は、以下の理由からあります。

  • イメージと違う完成になった
  • 取り壊す予定だった柱・梁を残す必要性がでてきた
  • 古い梁を見せる予定であったのに虫食いがあった
  • 費用の都合上1階のみリフォームを行ったら上階との差がすごく気になった
  • 奥の部屋まで光が届かないためにとても暗い印象になった

イメージと違う完成になった場合は「イメージがまとまっていない」「担当者とイメージにズレがある」などの要因で起こります。取り壊す予定だった柱・梁を残す必要性がでてきたケースは、取り壊せない柱・梁・壁といったものはリフォームでよくあり、取り壊せないと邪魔に感じることがあるでしょう。

古い梁を見せる予定であったのに虫食いがあった場合は「新しい梁と取り替える」「クロスを巻いて目隠しする」などで対応するとよいです。費用の都合上1階のみリフォームを行ったら上階との差がすごく気になったケースは、1階のリフォーム費用を抑えて上階の内装も整えておくことで解消できます。

奥の部屋まで光が届かないためにとても暗い印象になった場合、平屋では天窓を設けると解決できるのでおすすめです。

リフォーム後

リフォーム後の失敗があります。理由は以下のとおりです。

  • 古いコミュニティがあるために近所付き合いが非常に大変
  • 家は綺麗になったけど「家の周りの掃除」「草むしり」が大変
  • 空間が広すぎるため冷暖房の費用が高くなった
  • 梁にたまった埃を掃除できない
  • 天井が古い板なので隙間から風・ほこりが入ってくる

田舎に移り住んだ場合「過干渉である」「地域特有のしきたりがある」など、近所付き合いにギャップを感じることがあります。家自体は整えられたけど、家の周りまでをまったく考慮していなかったために「葉っぱが落ちてくる」「雑草が生い茂る」ことがあるでしょう。

空間が広すぎるため冷暖房の費用が高くなったケースは、古民家は天井が高いといった特徴があり、空調が効きづらいため、対応できる空調設備の導入に高い費用がかかることがあります。梁にたまった埃を掃除できない場合は、梁が天井から浮いているせいで起こりえます。

天井が古い板なので隙間から風・ほこりが入ってくる場合、天井にクロス・ボードを張ることで解消できるのでおすすめです。

古民家リフォームの失敗例

古民家リフォームにおいてのよくある失敗例を3つ紹介します。

  1. 物件選びの妥協
  2. 魅力的な物件が他にあった
  3. 冬になると冷え込む

以下より、詳細を解説しますので参考にしてください。

物件選びの妥協

物件選びの妥協から失敗することがあります。リフォームのイメージがわかないままに妥協し購入すると起こりえます。

古民家は、市場にでている物件数が多くないため、エリアで探していた物件が見つかると、建物の状態・設備のひどい老朽化などがあっても妥協してでもほしくなるかもしれません。とはいえ、大切なことは「想像している通りの古民家へリフォームできるか」「暮らしそのものが自身の満足のいくものになるか」です。

購入してリフォームしたけど、納得いかないといった結果になるケースだけは避けたいところです。失敗を防ぐには、エリアがよくてもリフォームイメージがわかない物件の場合、慎重に検討しましょう。

魅力的な物件が他にあった

よくある失敗例に、魅力的な物件が他にあったことが挙げられます。古民家を売りたい方が、必ずしも不動産業者に依頼をするわけではないからです。

知らない地域で物件を探す際、地元の不動産業者をたずねる方が多いでしょう。地元に根ざした不動産業者であれば、多くの情報を取り扱っていることがあります。

とはいえ、自身で住みたいエリアに出向いて、地元の方に聞くのは労力が必要です。しかも、見ず知らずの方に有益な情報を教えてくれる可能性が高いともいえません。

失敗防止には以下の内容が有効です。

  • 住みたいエリアの空き家バンクの確認
  • 役所に足を運んで尋ねる
  • 地元の飲食店で食事をする際に探している理由を言って空き物件の情報を聞く など

不動産業者からの情報入手と並行して行いましょう。

冬になると冷え込む

冬になると冷え込むといった失敗例があります。理由は以下の5つです。

  • 断熱材がない
  • 風が抜けるための気密性が低い
  • 床下に外気が入り込む
  • 窓が多いために外気の寒さが伝わりやすい
  • 隙間が多い

古民家は田の字形の間取りで、窓が多いので風通しがよくて気密性が低いことが特徴です。夏はよいですが、冬の古民家は気密性が低いので、暖房機器をつけても部屋が温まりません。

古民家の寒さ対策で行うべきは、断熱材の設置・隙間を埋めるの2つです。

断熱材がないと「上部にある温かい空気を冷やす」「足元の冷気が部屋全体を冷やす」ことになります。また古民家は隙間が多いため、よく使う部屋のみでも隙間を埋めることで生活がラクになるでしょう。

古民家リフォームは失敗しやすい?そのデメリットは?

古民家リフォームで失敗しやすい理由を4つ紹介します。

  1. 耐震性
  2. 断熱性
  3. 予算オーバー
  4. 期間が必要

以下より、詳しく解説します。

耐震性

耐震性が失敗しやすい理由です。古民家は築年数が古いため、現行の耐震基準で建築されていないので、耐震性に問題がある場合があります。

強度が高い木材が使われている古民家の場合、基礎・梁の箇所がしっかりしている家を目指せますが、耐震診断は欠かせないといえるでしょう。

断熱性

失敗しやすい理由に断熱性が挙げられます。古民家は夏は過ごしやすいですが、冬は寒いといった特徴があります。

古民家は、天井が高いために暖気が上がりやすい構造です。また壁の構造は、真壁の構造なので、断熱材はほとんど使われていません。
※真壁とは、柱・梁を露出させることで仕上げた単層構造です

断熱工事を行うときは、一般的な断熱材が使えないことがあるため、リフォーム会社へ事前に確認しましょう。

予算オーバー

予算オーバーが失敗しやすい理由です。リフォームに、想定以上の費用がかかるケースがあります。

古民家の劣化が激しいケースは、耐震性・断熱性などの性能を上げるための工事が必須となるため、費用がかさんでしまうことがあるでしょう。

期間が必要

期間が必要なことが失敗しやすい理由として挙げられます。耐震性の不備・劣化の調査に時間を要するため、古民家のリフォームは、一般的な住宅のリフォームよりかなりの期間を要するからです。

耐震工事は、とくに構造部分から見直す大がかりなものになりやすいため、工期が余分にかかります。強度の高い建材が使用されている場合でも、工事に時間を要することもあるため注意が必要です。

古民家リフォームの予算オーバーのリスクを避けるためのポイント

古民家リフォームを安く抑えるポイントを4つ紹介します。

  1. 既存物の活用
  2. リフォームの優先順位
  3. 補助金
  4. 事前調査

以下より、詳細を解説します。

既存物の活用

既存物の活用を行いましょう。古材を使用するとコスト削減に繋がり、古民家独自の趣のある空間を演出できるからです。

たとえば、大きな柱・梁などは手に入れようとしても難しいため、似たようなものを取り入れる場合は高額になりがちです。すべて新しくすると、古民家リフォームの醍醐味が損なわれるため、積極的に使用できるものは使いましょう。

リフォームの優先順位

リフォームの優先順位を立てることがポイントです。長く住み続けるには「住み心地の良さ」「安全面」に関わる工事が必要になります。

古民家リフォームは、工事箇所がたくさんあるので最優先事項を決めることは難しいです。とはいえ、耐震や断熱の工事・基礎補強は、安心して暮らすためには欠かせませんので、優先して工事を行うべきでしょう。

また、キッチン・トイレの交換は、リフォーム会社を通すより自身で準備すると、安く済む可能性があるため検討してみましょう。

補助金

補助金を検討しましょう。国・自治体から、古民家リフォームにおける工事費用で補助金が出る可能性があるからです。

たとえば、以下のような補助金があります。

  • 耐震補強の補助金
  • 省エネにする補助金
  • バリアフリーにする補助金
  • 古民家解体費用の補助金
  • 自治体による補助金

各都道府県の自治体で、補助金制度は異なるので問い合わせてみましょう。

事前調査

事前調査は費用を抑える効果に期待できます。年数が経っている古民家には不具合が多いため、追加工事が生じる可能性があるからです。

事前調査を怠ると、工事が始まった際に劣化が見つかることで、追加費用がかかるケースがあります。天井・柱など、構造をあらかじめチェックしておくことで、劣化の見逃しを防げます。

工事が始まったあとでは遅いので、事前調査はしっかり行いましょう。

後悔しない!古民家リフォームで失敗しないための解決策

古民家リフォームで成功する方法を4つ紹介します。

  1. 余裕を持った予算設計
  2. 住宅診断
  3. 耐震・断熱工事
  4. 間取り変更は水まわり修復を同時に検討
  5. リフォーム会社に依頼する

以下より、それぞれ詳しく解説します。

余裕を持った予算設計

余裕を持った予算設計を行いましょう。実際に施工を始めてから、新たに修繕すべき部分が見つかることがあるためです。

とくに築年数が経過している古民家は、図面がない場合が多いので、耐震性・断熱性が事前にわからない場合、予算オーバーになる可能性が高まります。また古民家は、段差が多い傾向にあるため、老後に備えてバリアフリー工事を行う予算を考慮に入れておきましょう。

住宅診断

住宅診断を受けておくことをおすすめします。住宅診断は、住まいの外部・内部の状態を確認して「改修が必要な部分」「劣化状況」などを調べてもらえるからです。

新たに古民家を購入する際は、住宅診断を受けると、購入しないほうがよい住まいがすぐにわかります。リフォーム会社に、事前確認してもらうと安心感をえることもできます。

耐震・断熱工事

成功するポイントに耐震・断熱工事が挙げられます。住宅診断で、耐震性に問題があった場合は耐震補強工事が必要になり、大規模な工事になる可能性がありますが、安全性を考慮して優先的に行うべきです。

古民家は、断熱性に劣ることが多いので、あとから施工することが困難なため先に行うことがおすすめです。

間取り変更は水まわり修復を同時に検討

間取り変更は、水まわり修復を同時に検討しましょう。古民家の水まわりは使いにくいためです。

たとえば「ユニットバス」「システムキッチン」はお手入れがラクなので、掃除しやすく清潔感を保ちやすいです。また、配管の劣化は水漏れに繋がるので、リフォームで新しくしておきます。

壁・床の工事も必要になる場合があるため、間取り変更を考えている際は、配管の位置がかかわってくるので、同時に検討しましょう。

リフォーム会社に依頼する

古民家探しには、リフォーム会社への依頼がおすすめです。「物件購入前に住宅診断を受ける」「プラン・予算を相談して物件探しが可能」などの利点があり、リフォームを非常に円滑に進められます。

またリフォーム会社探しは、複数の会社に対して見積もりを依頼するようにしましょう。見積書の施工内容・費用などを比較して、過去に手掛けた事例の確認を行い、理想の住まいに近いイメージでの建築事例が多い会社へ依頼しましょう。

古民家リフォームで失敗する原因と注意点まとめ

古民家リフォームを考えている方向けに、以下の内容を解説しました。

  • よく失敗する理由
  • 失敗例
  • デメリット
  • 予算オーバーを避けるためのポイント
  • 失敗しないための解決策

古民家リフォームでよく失敗する理由は「物件探し」「施工会社選び」「予算面」「リフォームプラン」「リフォーム後」の5つに分けられます。失敗例は「物件選びの妥協」「魅力的な物件が他にあった」「冬になると冷え込む」などがありますので注意が必要です。

デメリットは「耐震性」「断熱性」「予算オーバー」「期間が必要」が挙げられますので認識しておきましょう。また、古民家リフォームを安く抑えるポイントは「既存物の活用」「リフォームの優先順位」「補助金」「事前調査」です。

古民家リフォームで成功する方法は、余裕を持った予算設計や、住宅診断、耐震・断熱工事、間取り変更は水まわり修復を同時に検討、リフォーム会社へ依頼することが大切です。古民家リフォームで失敗したくない方は「物件購入前に住宅診断を受ける」「プラン・予算を相談して物件探しが可能」などの利点がある、ハウスメーカーへの相談を検討してみてはいかがでしょうか。