中古物件の購入を考えている場合、どのような点に気を付ければ、後悔や失敗をしないで済むか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?中古物件を購入するときには、購入を失敗しないための注意点をしっかり守ることで、満足のいく購入ができます。
この記事では、中古物件を買うことによって、どのような失敗をしてしまうかをはじめ、買ってはいけない後悔する中古物件の特徴や中古物件を買って大失敗しないための対策、中古物件を買って大失敗しないための注意点・ポイントについて、詳しくご紹介いたします。
中古物件を買って大失敗?!
中古物件を購入する場合、新築物件とは違い、すでに建てられてから何年も経過しているため、経年劣化が進んでいたり、不具合が出てしまっていたりすることがあります。何も知らずに購入してしまうと、こんなはずではなかったと後悔や失敗につながるので注意しましょう。
また、中古物件も新築物件同様、住環境などの下調べが必要です。交通の便やご近所トラブルなどは下調べをすることで、事前に確認が取れます。下調べを怠らずにしっかり行うことで、大失敗を避けられる可能性が高まるでしょう。
そんな中でも、中古物件を買って大失敗してしまうことがあります。後述する「中古物件でよくある失敗例」では中古物件を買って実際にあった失敗例をご紹介いたします。
中古物件でよくある失敗例
中古物件を購入して、こんなはずじゃなかったと後悔することがあります。中古物件を購入するときには、失敗をしないようにさまざまな点に気を付けなければなりません。ここでは、中古物件でよくある失敗例について、それぞれどんな点に問題があったのかに焦点を当てて解説いたします。
中古物件でよくある失敗例には、以下の8点があります。
- 瑕疵物件だった
- リフォームに高額な費用がかかってしまった
- いらない設備を追加で設置してしまった
- 間取りが生活しづらい
- 住宅ローンの返済が大変になってしまった
- 住環境・近所に問題があった
- 風通しや日当たりが悪かったり、湿気がひどかったりする
- 土地に問題があった
それでは、中古物件でよくある失敗例について、それぞれ詳しく見ていきましょう。
瑕疵物件だった
瑕疵物件とは、地盤沈下やシロアリ被害が起きていたり、雨漏りしていたり、配管が劣化していたりするなど、瑕疵がある物件のことをいいます。
瑕疵物件の場合は、メンテナンス(修理やリフォーム)をしなければならず、費用がかかります。
瑕疵物件を購入するということは、メンテナンス(修理やリフォーム)が高額になるため、失敗であるといえるでしょう。
リフォームに高額な費用がかかってしまった
中古物件の場合、築浅であれば、そのまま住むことも可能でしょう。ですが、多くの場合、中古物件は建てられてから年数が経っているため、リフォームやリノベーションをしなければ、住めないことがほとんどです。
中古物件の経年劣化の度合いにもよりますが、中古物件の購入時には大してリフォームが必要ないと思っていたものの、実際住むことになったら、配管など予想外のところも経年劣化が進んでおり、リフォームが必要になってしまうことがあります。
リフォームがどの程度必要かがわかっていないと、想定していたよりも高額なリフォーム費用が必要になってしまったという失敗につながってしまいます。
中古物件を購入するときには、経年劣化について、さまざまな部分をくまなく確認するようにしましょう。
いらない設備を追加で設置してしまった
中古物件の場合、すでに設置されている設備がありますが、設備が不十分であると感じることもあるでしょう。
その場合、追加で設備を設置することが可能です。ですが、住む前は必要だと思っていた設備が、実際に住んだら不要だったというのは、珍しい話ではありません。
設備を追加する場合には、実際の生活をしっかりイメージしてから追加するようにしましょう。
間取りが生活しづらい
中古物件はすでに家が建っているので、リノベーションをすれば別ですが、間取りの変更は基本的にできません。家族構成によって、必要な間取りは異なりますし、家事動線は家事がしづらければ意味がありません。
ですから、中古物件を購入する前に生活しやすい間取りであるかはきちんと確認しておきましょう。特に家事動線に関しては、変更できないことで、毎日の家事の負担が大きくなってしまいます。
洗濯物を干すのは2階のバルコニーなのに、洗濯機が1階にある場合は、洗濯物を1階から2階に運ばなければなりません。大変な思いをするだけでなく、腰痛など身体にも悪影響を及ぼす可能性があります。
いかに生活がしやすい間取りであるかを考えて、中古物件を購入することは失敗を避けるためには大切です。
住宅ローンの返済が大変になってしまった
中古物件を購入するときには、住宅ローン以外にも諸費用や維持費が必要となります。
諸費用の中には、固定資産税などの毎年支払わなればならないものもあります。その結果、住宅ローンの返済が大変になってしまうことがあります。
中古物件を購入して失敗しないためには、住宅ローン以外にも必要な諸費用のお金をしっかりよけておくことが大切です。
住環境・近所に問題があった
中古物件を購入するときに必ず確認が必要なものとして、住環境と近所付き合いがあります。住環境は交通の便やスーパーや子どもの学校が近いかなど、生活のしやすさを確認します。住環境が悪いと、日常生活を送る上で不便が生じてしまうからです。
また、近所付き合いがどの程度盛んであるのか、町内会はどのような仕組みでどの程度の参加が必須とされているのか、近所に騒音問題がないか、道路族はいないかなど、中古物件を購入するときには、近所にまつわることもしっかり確認しておかなければなりません。
近所付き合いは、どこに住んでもついて回るものではありますが、許容範囲は状況によって変わってくるものです。中古物件を買って失敗しないためには、中古物件の住環境と近所付き合いについて、しっかりと確認しましょう。
風通しや日当たりが悪かったり、湿気がひどかったりする
風通しや日当たりが悪かったり、湿気がひどかったりすると、生活を送る上で支障が出てきてしまいます。
中古物件の場合は、すでに家が建っているため、風通しや日当たり、湿気については、事前に確認することが可能であるため、きちんと確認してから購入するようにしましょう。
土地に問題があった
中古物件の場合、すでに土地に家が建っているため、その土地に問題があるかを確認するすべがありません。
ですが、災害が起こりやすいかどうかはハザードマップで確認することが可能です。
中古物件を購入するときには、事前にハザードマップで土地に問題があるかを確認することで失敗を避けられます。
買ってはいけない後悔する中古物件の特徴
中古物件を購入するにあたって、よくある失敗例を踏まえると、買ってはいけない後悔する中古物件の特徴が自ずとわかってきます。買ってはいけない後悔する中古物件の特徴は、物件として問題のあるものばかりです。
買ってはいけない後悔する中古物件の特徴には、以下の14点があります。
- 瑕疵物件
- 老朽化していて、リフォーム・リノベーションがかなり必要な物件
- 風通しの悪い物件
- 日当たりの悪い物件
- 湿気がひどい物件
- シロアリ被害のある物件
- 断熱に問題がある物件
- 耐震性に問題がある物件
- 生活しづらい間取りの物件
- 中古物件なのに高額な物件
- 住宅ローンの支払いがつらくなる物件
- 騒音問題やご近所トラブルがある物件
- 駅から遠いなど交通の便が悪い物件
- スーパーや子どもの学校などが遠く、生活しづらい物件
このように、中古物件を購入するときにうっかりトラブルの多い物件を購入してしまうと、住みづらかったり、住み続けられなかったりする可能性があります。中古物件を購入するときには、これらのようなトラブルがある物件を避けることが大切です。
中古物件を買って大失敗しないための対策
中古物件を買って大失敗しないためには、後悔をしないための対策が必要です。中古物件はすでに家が建っているため、変更できない部分が多々あります。
既存の設備で問題がないのか、リフォームやリノベーションはどの程度必要なのか、間取りは不便ではないかなど、住むにあたって確認しておかなければならないことがたくさんあります。それをひとつずつ確認して、問題がないかを判断していかなければなりません。
また、中古物件はずっと住むには難しいケースもあります。建て直しを視野にいれている場合には、建て直しができる土地なのかの確認も必要となります。そのほか、長く住み続けるために必要な日当たりや風通しの良さ、住環境が整っているかなどもしっかり確認しておくことが大切です。
中古物件を買って大失敗しないための注意点・ポイント
中古物件を買って大失敗しないためには、しっかりと注意点・ポイントを抑えておく必要があります。中古物件といっても、大きな買い物をしていることには違いがなく、失敗は避けなければなりません。
中古物件を買って大失敗しないための注意点・ポイントを事前に確認し、ひとつずつ気を付けておくことで、中古物件を買って大失敗することは避けることが大切です。
中古物件を買って大失敗しないための注意点・ポイントには、以下の9点があります。
- 瑕疵保険に加入しておく
- 中古物件の購入前に住環境をしっかり確認しておく
- ライフスタイルに合致した中古物件を購入する
- ハザードマップを確認しておく
- 住宅ローンだけでなく、諸費用や維持費も確認しておく
- 経年劣化などをしっかり確認しておく
- 時間帯や天候の違う日に日当たりや風通しを確認しておく
- 本当に必要な設備かを熟考する
- 再建築不可物件を購入しない
それでは、中古物件を買って大失敗しないための注意点・ポイントについて、それぞれ詳しく見ていきましょう。
瑕疵保険に加入しておく
中古物件を購入するときに起こりえるのが、瑕疵物件であったというケースです。
ただし、中古物件の場合、瑕疵保険に加入するための審査に通過しないこともあるので、購入したい中古物件が瑕疵保険に入れるかを確認しておくようにしましょう。
また、中古物件によっては、すでに瑕疵保険に加入しているものもあるため、瑕疵保険に確認しているかも確認しておくのがおすすめです。
中古物件の購入前に住環境をしっかり確認しておく
中古物件の購入前には、新築物件を購入するときと同様に、住環境をしっかり確認しておくことが大切です。住環境とは、以下のようなものを指します。
- 通勤や通学のための交通の良いか
- 交通量はどのくらいあるか
- 交通量は平日と土日祝日で違いはあるか
- スーパーやドラッグストアは近くにあるか
- 子どもの学校や習い事は近くにあるか
- ご近所トラブルはないか
- 騒音トラブルはないか
- 道路族はいないか
- 今後、大きなマンションなどが建たないか
- 今後、開発はあるか
このように、さまざまな観点から住環境を確認する必要があります。住環境は中古物件に住んでいく上で、切っても切れないものであるため、何かひとつでも問題があると、生活がしづらくなり、生活の質が下がってしまう要因になってしまいます。
中古物件を購入するときには、住環境もしっかりと確認するようにしましょう。特に交通の便や交通量、騒音などについては、平日の昼間だけでなく、平日の夕方や夜、土日祝日の昼間と夕方など、時間帯を変えて、確認することが大切です。
ハザードマップを確認しておく
中古物件の購入をするときには、必ず確認しておきたいもののひとつとして、その土地が安全であるかどうかが挙げられます。
土地の安全性は、国土交通省が運営している「ハザードマップポータルサイト」で確認することが可能です。
ハザードマップポータルサイトでは、以下の6点について確認できます。
- 洪水(想定最大規模)
- 土砂災害
- 高潮(想定最大規模)
- 津波(想定最大規模)
- 道路防災情報
- 地形分類
実際に災害が起きたときにどの程度の被害があるのか、また避難場所は近くにあるのかなどを知ることができます。ハザードマップで確認していればいざというときに適切な判断をすることが可能です。中古物件を購入するときには、必ずハザードマップポータルサイトで確認しておきましょう。
住宅ローンだけでなく、諸費用や維持費も確認しておく
中古物件を購入するときには、住宅ローンを契約しますが、中古物件を購入するときには、住宅ローンだけが支払わなければならないものではありません。住宅ローン以外にも、諸費用や維持費、メンテナンス(修理やリフォーム)費用など、さまざまな費用が必要です。
中古物件を購入するときに、住宅ローンだけだと思っていて、諸費用分の費用を別途置いていおかずに支払えなくなってしまうことがあります。中古物件を購入するときは、諸費用や維持費などに、一体いくら必要であるかを事前に確認しておくようにしましょう。
経年劣化などをしっかり確認しておく
経年劣化とは、時間が経つことで中古物件が劣化することをいいます。経年劣化とは、建物自体の老朽化だけでなく、シロアリ被害や雨漏りなどもこれにあたります。
シロアリ被害が出ている場合には、しっかり対処しなければ、中古物件はどんどん劣化がひどくなっていきますし、雨漏りも適切な対処をしなければ悪化の一途をたどります。
経年劣化の度合いにもよりますが、経年劣化がひどい中古物件の購入を避けることで、本来必要のなかった費用がかかるといった問題を回避できます。
時間帯や天候の違う日に日当たりや風通しを確認しておく
中古物件はすでに家が建っているため、日当たりや風通しを確認することが可能です。
日当たりや風通しのよさは、時間帯や天候の違う日に確認することで、どのような違いがあるかを確認できます。
日当たりや風通しのよさは、洗濯物のき乾きや部屋の湿気、カビや結露などにも直結してくる問題であるため、条件を変えて確認をすることが重要です。
本当に必要な設備かを熟考する
中古物件の場合、家がすでに建っているため、設備も設置されています。ですが、快適に暮らすために、設備を追加したいと考えることもあるでしょう。
ただここで重要になるのが、欲しいと思った設備が本当に必要なものであるかを熟考することです。実際に設備を追加したものの、生活をしてみたら不要だったというケースもあります。
欲しいと思っている設備が本当に必要なものであるかをしっかり熟考して、設備を設置することで、後悔を減らすことが可能です。
再建築不可物件を購入しない
中古物件の場合、すでに建てられてから、随分時間が経っています。そのため、経年劣化はしており、長く住み続けるためには、リフォームやリノベーションが必要となってきます。
ですが、リフォームやリノベーションをするよりも建て直した方がよいケースもあります。しかし、再建築不可物件を購入してしまうと、建て直しができません。
再建築不可物件とは、都市計画法で定められており、建物を解体して更地にしたとしても、新たに建物を建てられない土地のことをいいます。再建築不可物件は、都市計画区域と準都市計画区域にのみあるため、これらのどちらにも属していない場合は、再建築不可物件に該当することはありません。
また、再建築不可物件の場合、接道義務が果たされていない土地であるため、接道義務が果たされれば、家の建て直しが可能となる場合もあります。
中古物件を購入して、いずれは建て直しをしたいと考えている場合には、再建築不可物件を避けるのがよいでしょう。また、どうしても再建築不可物件で建て直しをしたい場合には、接道義務を果たせるように近くの土地を購入するなどして接道義務を果たすしかありません。
まとめ: 中古物件を買って大失敗を防ぐ方法
中古物件を買うことによって、どのような失敗をしてしまう可能性があるかは気になるところでしょう。中古物件といえども、大きな買い物であることに代わりはないため、後悔や失敗は最小限にとどめておきたいと考えるのは自然なことです。
残念なことに、中古物件の中には、買ったら後悔するものもあります。買ってはいけない中古物件の特徴や中古物件を買って大失敗しないための対策をしっかり知っておくことで、後悔や失敗を避けることが可能です。
特に事前に確認さえしておけば、問題のある中古物件の購入を避けられるものも多くあります。
また、中古物件を買って大失敗しないための注意点・ポイントもきちんと抑えておくことで、さらに後悔や失敗をする確率は減らせるでしょう。



















