新築で家を建てるときに悩むのが、どの設備を付けて、どの設備を付けないか、ということではないでしょうか?
新築で家を建てるときに付けて良かった設備と付けてなくて良かった設備は、事前に調べたり、ライフスタイルから考えたりして決めることが大切です。
この記事では、新築に付けて良かった設備をはじめ、新築に付けなくて良かったいらない設備、新築に付けた設備を後悔・失敗しないための注意点について、詳しくご紹介いたします。
新築に付けて良かった設備
新築の家を建てるときには、どのような間取りや外観デザインにするかだけでなく、どんな設備を付けるかも考えなければなりません。
ですが、どんな設備を付けたらいいのかは、実際に住んでみないとわからないものなので、事前に調べたり、熟考したりすることが大切です。
ここでは、新築に付けて良かった設備についてご紹介いたします。
新築に付けて良かった設備には、以下の25点があります。
- IHクッキングヒーター
- 食器洗い乾燥機
- タッチレス水栓
- シャワー式水栓
- キッチンの引き出し収納
- タンクレストイレ
- 各階のトイレ設置
- トイレ内の手洗いカウンター
- 洗面化粧台
- 浴室乾燥機
- 浴室エアコン
- 追い炊き機能のある浴槽
- 床暖房
- 天井昇降式の室内物干し
- シーリングファン
- 追加のコンセント
- パントリー
- ウォークインクローゼット
- 電動式シャッター
- 玄関収納
- 玄関の壁またはシューズクローゼット内にある姿見
- 人感センサー付き照明
- モニター付きインターホン
- 宅配ボックス
- ガレージ内の水道
それでは、新築に付けて良かった設備について、それぞれ詳しく見ていきましょう。
IHクッキングヒーター
IHクッキングヒーターは、安全面において、非常に優れています。ガスコンロの場合、揚げ物などをしている最中に油に火が引火してしまい、火事の原因になることがあります。
ですが、IHクッキングヒーターの場合、電気で熱しているため、揚げ物をしていても火が入る心配がなく、とても安全です。
そのため、小さなお子さんがいる場合や、高齢者の方がいる場合に重宝される設備でもあります。
また、ガスコンロよりもお手入れが簡単で手間がかからないといったメリットもあります。
食器洗い乾燥機
食器洗い洗浄機は、手で洗う手間がなく、水道代の節約にもなり、家事の時短にもなるため、人気の高い設備です。
タッチレス水栓
タッチレス水栓は、蛇口を触らずに水を出せるため、調理で手が汚れていたり、食器を洗っていて手が泡だらけになっていたりするときでも、蛇口を汚すことなく、水を出すことが可能です。
調理を頻繁にする場合には、あると便利な設備であるといえるでしょう。
シャワー式水栓
水を出すときに、シャワーにも変えられるのがシャワー式水栓です。
食器を手洗いしたり、野菜を洗ったりするときに使い勝手がよいといったメリットがあります。
キッチンの引き出し収納
キッチンの引き出し収納は、シンクやコンロの下が引き出しになっている設備のことをいいます。
キッチンやコンロの下の収納は出し入れがしづらいといった問題がありますが、すべてを引き出しにすることで出し入れがしやすく、また収納できるものが増えるといったメリットがあります。
タンクレストイレ
タンクレストイレの場合、掃除をする場所がひとつ減るので、掃除の手間が減ります。
また、すっきりとした印象を与え、トイレの空間がおしゃれに見えたり、広く使えたりするなどのメリットがあります。
各階のトイレ設置
2階建てや3階建ての場合、各階にトイレを設置しておくことで、わざわざ1階に降りる必要がないため、便利になります。
また、家族の人数が多いと、慌ただしい朝などにトイレ待ちが発生してしまいますが、各階にトイレがあることでトイレ待ちが発生せず、スムーズに支度をすることが可能です。
トイレ内の手洗いカウンター
タンクレストイレなどで、手を洗う場所がない場合、トイレ内の手洗いカウンターを設置していると、手を洗うことができて便利です。
洗面化粧台
洗面化粧台の中でも、収納が多いものがおすすめです。
家族の人数が多くても、収納が多ければ、それぞれ使用するものをしまえます。
浴室乾燥機
天気が悪かったり、忙しくて洗濯物が夜しか干せなかったりする場合、便利なのが浴室乾燥機です。
浴室乾燥機があることで、洗濯物を干す時間や天気を気にする必要がなく、生活がしやすくなるといったメリットがあります。
浴室エアコン
冬の浴室が寒いことで、ヒートショックなどを起こしてしまう可能性があります。
ですが、浴室エアコンがあることで、浴室に入る前に浴室を暖めておくことができるため、あると安心な設備です。
追い炊き機能のある浴槽
家族が多いとお風呂に入る時間がまちまちになってしまい、せっかく入れたお湯が冷めてしまうことがあります。
ですが、追い炊き機能のある浴槽であれば、追い炊きをすることですぐにお湯を温めることが可能です。
ひとりであれば不要な設備ではありますが、複数人で住んでいる場合には、あると便利な設備でしょう。
床暖房
暖房をつけていても、足元が寒くなってしまうのが冬の悩みのひとつです。
ですが、床暖房があれば、足元を常に暖かくしてくれているので、過ごしやすくなります。
また、エアコンだけをつけているときよりも床暖房をつけているときの方が電気代の節約にもつながるとされています。
天井昇降式の室内物干し
天気が悪かったり、夜に洗濯物を干したかったりしたときに便利なのが、天井昇降式の室内物干しです。
天井昇降式の室内物干しは、使用しないときには天井に上げておくため、場所を取りません。
洗濯物を干すときには、干しやすい高さに下げて、すべて干し終わって乾かすときには、人が通るのに邪魔にならない高さまで上げることができます。
室内干しをする予定がある場合には、付けておくと良い設備であるといえるでしょう。
シーリングファン
シーリングファンは掃除をする手間はあるものの、冷暖房の効率アップが見込めるため、人気のある設備のひとつです。
特に部屋に吹き抜けがあったり、部屋が広かったりする場合には、シーリングファンを付けていて良かったとされています。
追加のコンセント
コンセントは意外にも使用する数の多いものです。
テレビやエアコン、冷蔵庫や電子レンジ、炊飯器などの家電でも使用しますし、スマートフォンやタブレットの充電、パソコンの電源としても日常的に使われています。
そのため、家族が多ければ多いほど、コンセントの数は必要になります。
また、コンセントの数だけでなく、コンセントの位置にも気を配ると、より便利に生活ができるため、設備のひとつとしてコンセントを追加しておくとよいでしょう。
パントリー
新築で付けて良かった設備の中でも高い人気を誇るのが、パントリーです。
パントリーとは、常温で置いておける食料品を保存する食品庫のことをいいます。
キッチンでは収納しきれない常温で置いておける食料品をまとめて置いておけるため、ストックをすることも可能です。
普段の食事のためだけでなく、震災などの保存食を置いておくのにも向いています。
ウォークインクローゼット
ウォークインクローゼットは、クローゼットの中に人が入れる広さがあり、収納スペースも多く、便利です。
洋服やバッグ、帽子などがたくさんあり、クローゼットだけでは収納が追いつかない場合には、ウォークインクローゼットがひとつあるだけで整理がしやすくなります。
電動シャッター
電動シャッターは手動シャッターと比較して、簡単にシャッターの開け閉めができるといったメリットがあります。
また、シャッターを閉めておくことで、遮光だけでなく、遮熱効果も期待できます。
玄関収納
玄関収納とは、シューズクローゼットやシューズインクローゼットのことをいいます。
玄関収納があることで、靴をしまえるだけでなく、傘やスーツケース、ベビーカーなど出かけるときに使用するものも片づけておけます。
玄関の壁またはシューズクローゼット内にある姿見
玄関の壁またはシューズクローゼット内に姿見があると、出かける直前に身だしなみを確認できるため、とても便利です。
姿見は意外に場所を取るため、玄関の壁やシューズクローゼットの中に設置されていると置き場所に困りません。
人感センサー付き照明
人が通っただけで明かりが付く人感センサー付き照明は、手荷物を持っていて両手がふさがっているときにも便利ですが、不審者が入ってきたときにも照明がつくため、セキュリティ面から見ても付けておいて良かったと思える設備です。
モニター付きインターホン
ひと昔前までは、モニターの付いていないインターホンが主流でしたが、最近ではモニターが付いているインターホンを設備として取り入れていることがほとんどです。
モニターが付いていることで、勧誘などの場合は出ない選択ができますし、不在のときでもどんな人が家を訪れたかを確認できます。
便利なだけでなく、セキュリティ面でもあると良い設備であるといえるでしょう。
宅配ボックス
コロナ禍で重宝された宅配ボックスですが、非対面で配送品を受け取れるだけでなく、在宅していなくても配送品を受け取れるといったメリットがあります。
再配達を依頼すれば、その時間には必ず在宅をしていなければならないため、時間を拘束されてしまいます。
留守にしていることが多い場合には、宅配ボックスを置いておくことで、スムーズな荷物の受け取りが可能になります。
ガレージ内の水道
ガレージ内に水道を設置しておくことで、車が汚れてしまったときに簡単に洗えるので便利です。
新築に付けなくて良かったいらない設備
新築の家を建てるときには、付けて良かった設備があるように、付けなくて良かった設備もあります。
ここでは、新築に付けなくて良かったいらない設備についてご紹介いたします。
新築に付けなくて良かったいらない設備には、以下の11点があります。
- 天窓
- 床下収納
- 浴室の棚
- 浴室の窓
- ミストサウナ
- キッチンの吊戸棚
- 食器洗い乾燥機
- ホームシアター
- ロフト
- 和室
- バルコニー・ベランダ
それでは、新築に付けなくて良かった設備について、それぞれ詳しく見ていきましょう。
天窓
天窓は一見おしゃれではありますが、窓から日差しが入ってくるため、暑い日は室内の温度が上がる原因になってしまいますし、紫外線は窓を通過するので日焼けの原因にもなってしまいます。
また、天窓は簡単に掃除ができる場所ではないため、汚れが目立ってしまうといったデメリットがあります。
床下収納
収納は多い方が便利だという理由で床下収納を付けたものの、実際に使用しようとすると、物の出し入れが面倒であったり、床下収納を開けるためには力が必要で大変だったりして使わなくなってしまうといった傾向にあります。
また、床下は湿気があり、収納できるものに限りがあるため、活用しづらいといったデメリットもあります。
浴室の棚
浴室を掃除するときに棚がある場合には、浴槽だけでなく、棚も掃除しなければなりません。
浴室の棚はこまめに掃除をしないとぬめりやカビの温床になってしまいます。
浴室の棚がなければ、シャンプーやコンディショナーなどの置き場がないと考えられがちですが、最近では吊るす収納もあるため、浴室に棚がなくても問題ありません。
浴室の窓
浴室に窓をつけることで換気がしやすいと思って付けてしまうことがありますが、実際は換気扇があれば問題なく換気はできます。
それよりも、窓が結露でカビてしまったり、寒い時期には浴室内が窓のせいで寒くなってしまうといった問題が発生してしまいます。
ミストサウナ
ミストサウナは頻繁に使用するものでもなく、実際に使用した場合、電気代がかかるといった理由から、次第に使わなくなってしまう設備のひとつです。
設置にも高額な費用がかかるため、よほど必要でない限り、設置しなくてもよいでしょう。
キッチンの吊戸棚
キッチンの吊戸棚は位置が高く、よほど背が高くない限り、背伸びをしたり、脚立を持ってきたりしないと届きません。
簡単に届かないということは不便だということです。
キッチンの吊戸棚は収納が増えて便利そうに見えますが、実際に使用しようとすると使いづらいといったデメリットがあります。
食器洗い乾燥機
食器洗い洗浄機は、新築で付けて良かった設備にも入っているものですが、家族構成などにより、食器の枚数が少なく、食器洗い洗浄機を使用するよりも手で洗った方が早いケースではあまり必要ありません。
食器洗い洗浄機は、水道代の節約になるといったメリットがありますが、食器洗い洗浄機をスカスカの状態で使用すると、節約にならない可能性も高まります。
結果的に、食器洗い洗浄機を使用する頻度が減ってしまい、新築に付けなくて良かったいらない設備になってしまうので注意しましょう。
ホームシアター
ホームシアターがあれば、好きなときに好きな映画を観られて、理想の暮らしができると思われがちです。
ですが、日々の生活が忙しくて、なかなかシアタールームで映画を観る時間が作れないなどの理由から、使わなくなってしまうことの多い設備でもあります。
また、スクリーンの場所が固定されているため、簡単に模様替えができないといった問題も生じます。
ロフト
ロフトは使用目的が明確であれば、付けていても良い設備ではありますが、スペースがもったいないという理由だけで付けてしまうといらない設備となってしまう可能性が高いです。
ロフトに上がるには梯子を上がらなければならないため、重たいものは運びづらいですし、屋根に近くて熱がこもりがちといったデメリットがあります。
使用しなくなったとしても、ほこりが溜まってしまうため、定期的に掃除もしなければならず、デッドスペースになりがちです。
和室
1室だけ和室を設けることがありますが、畳の定期的なメンテナンスが必要だったり、掃除も掃除機でできなかったりと、手間がかかるため、付けなくて良かったいらない設備として挙げられることが多いものです。
また、和室の畳の上に家具を置いてしまうと、大きな凹みができてしまうため、模様替えをしたいと思ったときに不便でもあります。
バルコニー・ベランダ
バルコニー・ベランダは、洗濯物を干すためには設置することが多い設備です。
ですが、浴室乾燥機や天井昇降式の室内物干しがある場合、わざわざ、バルコニーやベランダで洗濯物を干す必要がありません。
せっかく付けた設備なのに、ただ掃除の手間が増えただけになってしまうこともあります。
バルコニー・ベランダを設置するときには、本当に外で洗濯物を干すかを考えて設置することが大切です。
後悔/失敗しないための注意点
新築に付ける設備には、限りがあります。どのような設備を付けて、どのような設備を付けないかは、住宅の広さと予算によって決まるからです。
まず、新築を建てるときに、どのような設備を付けたらいいかは、情報収集をして決めましょう。
新築に付けて良かった設備といらなかった設備が存在しているので、どういった設備がそれらに該当するかを調べることが大切です。
ですが、人によって、新築に付けて良かった設備といらなかった設備には違いもあるので、自分のライフスタイルとも照らし合わせるようにしましょう。
また、新築に付ける設備を選んだら、その中から優先順位の高いもの順にリスト化するのがおすすめです。
優先順位の高いものから、予算内に収まるように選んでいくと、満足度の高い設備を選択できます。
このように、新築に付ける設備で後悔・失敗しないためには、新築に付ける設備を検討する段階で精査が必要です。
新築に付けて良かった設備といらない設備まとめ
新築で家を建てるときには、どのような設備を付けるかを考えなければなりません。
いらない設備を付けてしまうと、部屋が狭くなったり、余計な費用がかかったりしてしまうため、デメリットしかありません。いかに、付けて良かったと思える設備を付けるかが重要です。
新築で付けて良かった設備と付けなくて良かったいらない設備は、事前にどのようなものがあるかを調べておきましょう。それぞれの設備がどのような機能を持ち、どんなメリットとデメリットがあるかを知っておけば、新築に本当に必要な設備がわかります。
設備を付けてしまってから後悔や失敗をしないように、情報収集を欠かさず、自分のライフスタイルにはどんな設備があるといいかをよく考えて、設置するようにしましょう。



















