「注文住宅の家づくりはいつから始めるのが良いのだろうか」
「家づくりの準備期間にやっておくべきことは何だろうか」
はじめての家づくりでは、完成までのスケジュールを立ててしっかり準備することが大切です。
スケジュールを踏まえて丁寧に準備をしておくと、注文住宅の完成がスムーズになるでしょう。
今回は、家づくりの準備期間に行うべきことを解説します。
準備後の実際の家づくりの流れも説明するので、参考にしてください。
家づくりの全体の流れを理解して、充実した準備期間を過ごしましょう。
注文住宅の家づくりはいつから始めればいい?
注文住宅の家づくりは、3年くらい前から少しずつ始めるのが理想です。
家づくりを決めてから、実際に新居が完成するまでの時間はすぐに過ぎてしまうので、
後悔しない家づくりは時間を無駄にできません。
家づくりがうまくいくかは、準備期間の過ごし方が大きく影響します。
無駄ない準備作業を積み重ねることが、最短でブレない家づくりにつながるからです。
理想の家づくりはすぐにできるものではありません。
数年単位のスパンで、長期的に計画すべきものです。
実際に工事に着手する前に、準備しておくことはたくさんあります。
後戻りをせず効率的に家づくりをするために、家づくりに必要なスケジュールと作業内容をしっかり押さえておきましょう。
注文住宅を建てる準備期間について
この章では、家づくりの準備期間と準備期間中にやることについて解説します。
準備期間にやるべきことは多いので、忙しい生活の中で少しずつ進めていくのがおすすめです。
確保すべき期間と内容を理解して、無駄なく後戻りのない準備期間を過ごしましょう。
家づくりの準備期間はどのくらい必要?
家づくりを決めてから実際に暮らし始めるには、最大で3年程度を見ておくとよいでしょう。
仕事や子育ての合間に準備することになるので、スキマ時間を有効に活用して進めることになります。
準備期間が終わり、新居の建築がはじまってから実際に住み始めるには約1年はかかると考えておくと安心です。
準備期間に充てられる約2年間は、3つの時期に分けることができます。
- 家づくりの構想を固める時期
- 情報収集を行う時期
- 業者選定や住宅ローンなど着工の準備を行う時期
子どもの進学や自分たちの仕事の事情など、目標とする完成時期はそれぞれ違うでしょう。
実際の準備期間は、それぞれの家屋の置かれた状況や準備に専念できる時間数・金利や節税などさまざまな社会状況など、さまざまな要素により前後します。
住み始めたい時期から逆算して、時間が不足しないよう十分な準備期間を確保するようにしましょう。
家づくりの準備期間にやること
家づくりの準備は、注文住宅を持つという意思決定からはじまります。
家族の意思が固まったら、ようやく具体的な準備作業に入るのです。
家づくりの準備期間にやることは、次の6つです。
- 家づくりの構想を固める
- 情報収集を行う
- 資金計画を立てる
- 土地を探す
- 業者を選定する
- 住宅ローンの仮審査を受ける
1.家づくりの構想を固める
ブレない家づくりを行うには、家族で家づくりの構想を固める必要があります。
理想の家をつくるにあたって、家族からの要望は多岐に渡るでしょう。
家族構成や年齢・仕事の状況などを考慮して、優先順位を決めることが大切です。
限られた資金を有効に活用するため、子育て優先で家事をしやすい家にするなど、家族に応じた方針を設定しましょう。
また、この時期は情報収集前なので知識が不足している場合もあります。
方針の修正や調整は必要な都度行うことにして、大きな目標だけは合意を取っておきましょう。
家づくりに迷ったときの道しるべになるはずです。
2.情報収集を行う
理想の家づくりを行うことが決まったら、情報収集の段階です。
住宅情報誌やインターネットでの情報・資料の取り寄せや知人からの口コミなど、情報収集の機会を捉えて活用しましょう。
ある程度情報収集できたら、ハウスメーカーの行うモデルルームや住宅展示会や、工務店の行う完成見学会に参加するのもよいでしょう。
家づくりのイメージが明確になってくるはずです。
3.資金計画を立てる
家づくりの資金は、現金で用意できる自己資金と住宅ローンにわけられます。
親や親族から資金提供もお願いできると、計画づくりが楽になるでしょう。
自分たちの今後のライフプランを見据えて、返済可能な資金計画を立てることが必要です。
資金の見通しを立てる際には、いきなり金融機関に相談するのではなく、ファイナンシャルプランナーに相談するのもよいでしょう。
まずは、金融機関や工務店のファイナンシャルプランナーではなく、第三者的に相談できる人を見つけるとよいです。
4.土地を探す
資金計画が立てられたら、土地と建物にそれぞれ充てられる資金を設定する段階です。
予算が決まったら、その範囲内で土地を探すことになります。
新居の立地条件は、家族の環境によって異なるのが普通です。
通勤条件を優先するのか、子育て環境を優先するのか、商業施設へのアクセスを優先するのか、重視する条件はそれぞれ異なります。
ここでも家づくりの方針が生きてくるので、迷ったときは原点に戻って考えてみましょう。
5.業者を選定する
家づくりの情報収集をしたり、土地を探したりするうちに、いくつかの業者名を知ることになります。
なかには、発注を依頼したい業者もでてくるかもしれません。
しかし、業者を選定するには、複数の提案を受けることが重要です。
見積もりとともに、工務店の考える家づくりの方針を比較しましょう。
比較することで今まで見えていなかったこともわかるようになります。
選択肢は、ハウスメーカーから工務店・個人大工まで選ぶことが可能です。
比較検討した上で、施主に一番合った提案をしてくれる業者を選びましょう。
6.住宅ローンの仮審査を受ける
具体的に家づくりの条件が決まってきたら、住宅ローンの仮審査を受けます。
住宅ローンの申込先は、都銀や地銀などの金融機関や住宅ローン会社から選びましょう。
ローン商品は、住宅金融公庫の行うフラット35や金融機関独自に用意したい商品までさまざまな種類があります。
自分の返済しやすい条件の商品を決めて、仮審査を受けましょう。
理想の家づくりのために知っておきたい!注文住宅が完成するまで流れ
家づくりの準備が終わったら、注文住宅の完成に向けての具体的な作業がはじまります。
押さえておくべき家づくりの流れは次のとおりです。
- 家づくりの構想を固める
- 情報収集を行う
- 資金計画を立てる
- 土地を探す
- 業者を選定する
- 住宅ローンの仮審査を受ける
- 間取りと仕様の決定
- 契約
- 工事開始
- 工事完了
- 引渡し
1から6までは準備期間で説明が終わっているので、実際の施工に関する7から11を解説します。
工事に取りかかってから、実際に住むまでは1年程度見ておいた方が良いのは、先ほど説明したとおりです。
7.間取りと仕様の決定
実際に家づくりを行うには、間取りと仕様といった詳細な設計が必要です。
設計を行う建築士には、あらかじめ要望を伝えておき設計プランを作成してもらいます。
このとき、優先する条件や採り入れたい間取りを的確に伝えられないと、作業が滞ってしまいます。
間取図などの図面や仕様は専門的で難しい面はありますが、打ち合わせをして要望を反映してもらうようにしましょう。
8.契約
間取りや仕様が確定し内装や設備も決まっていくと、費用が確定します。
詳細条件が固まれば、いよいよ契約です。
ここから、実際の家づくりがはじまります。
キッチンやランドリーなどの住宅設備や、壁や床で使う素材の決定や外構などを決めるための打ち合わせも行われるので、家づくりの実感が湧くでしょう。
9.工事開始
打ち合わせが終わると、設計図面を確定し建築確認申請の手続きを行います。
手続きには1ヶ月程度かかると考えましょう。
許可が得られたら、工事開始となります。
工事中は進捗が気になるものです。
時間を見つけて、建築現場にも足を運ぶようにしてください。
10.工事完了
工事が完了すると、検査や工事代金の支払い・建物の登記などの手続きが必要です。
住宅ローンの手続きをしたり、司法書士や金融機関の専門家の作業も発生したりします。
火災保険にも忘れずに加入しておきましょう。
11.引渡し
最後は引き渡しとなります。
これまでの準備期間からの苦労が報われる瞬間です。
家の設備の操作方法なども教えてもらったら、引っ越しをして新しい活をはじめましょう。
新しい家に徐々に慣れていって、住みやすさを実感できるよいですね。
家づくりを始めるタイミングと流れ・期間まとめ
今回は家づくりの準備とその後の流れについて解説しました。
家づくりの準備を始める期間は、約3年確保できるのが理想です。
しかし、それぞれの状況に応じて短期で取り組まなければならないこともあります。
その場合は、実際の施工には1年程度かかると考えて、必要な期間を逆算しておくと安全です。
今回説明した家づくりで押さえておくべき流れは次のとおりです。
- 家づくりの構想を固める
- 情報収集を行う
- 資金計画を立てる
- 土地を探す
- 業者を選定する
- 住宅ローンの仮審査を受ける
- 間取りと仕様の決定
- 契約
- 工事開始
- 工事完了
- 引渡し
この記事が、家づくりの準備を始める際の参考となれば幸いです。



















