家が欲しいと思ったものの、何から始めたらいいのかわからない方も多いのではないでしょうか?
家を購入することは、ほとんどの人が初めてです。ですから、家が欲しいと思ったら、何から始めたらいいのかは事前に調べなければわかりません。事前準備は必要不可欠であるといえるでしょう。
この記事では、家が欲しいと思ったらまずしなければならないことをはじめ、家が欲しいと思ったときの購入手順・予算・住宅ローン・相談先について、詳しくご紹介をいたします。
家が欲しいと思ったらまず何をする?
家が欲しいと思ったものの、何から手をつけたらいいかわからない方も多いことでしょう。ですが、家の購入はほとんどの人が初めてですから、何からやらなければならないのか、わからないのは当たり前です。
家が欲しいと思ったら、考えなければならないことはたくさんあるので、事前にしっかりどのようなことすればいいのかを調べましょう。
ここでは、家が欲しいと思ったときに実際にしなければならないことについて、詳しくご紹介いたします。
家が欲しいと思ったときに実際にしなければならないことには、以下の3点があります。
- 一戸建てと分譲マンションのどちらにするか決める
- 新築と中古のどちらにするか決める
- 住宅展示場などに見学に行く
それでは、家が欲しいと思ったときに実際にしなければならないことについて、それぞれ詳しく見ていきましょう。
一戸建てと分譲マンションのどちらにするか決める
家が欲しいと思ったら、まずは、一戸建てが欲しいのか、分譲マンションが欲しいのかを考えましょう。
また、一戸建ての場合は、建て方を建売住宅・分譲住宅・注文住宅の3つのうちの中から選ばなければなりません。
新築と中古のどちらにするか決める
一戸建てと分譲マンションのどちらを購入するか決めた後には、新築を購入するか、中古で購入するかを決めます。
設備には耐用年数がありますから、中古を購入する場合には、メンテナンス(修理・リフォーム)が住んでからどのくらいの期間で必要になるかを考えなければなりません。
中古の場合は、劣化の進み具合によっては、メンテナンスにお金がかかってしまい、新築を購入するのと大差がないこともあるので注意が必要です。
また、中古を購入する場合には、リノベーションを前提とすることもあるので、どのような状態の家を購入したいかをしっかり決めるようにしましょう。
住宅展示場などに見学に行く
住宅展示場には、さまざまなハウスメーカー・工務店のモデルハウスが立ち並んでいます。
住宅展示場に行くことで、どんな家を建てられるかのイメージを膨らませることが可能です。
家の外観だけでなく、間取りや設備などを確認できるため、家が欲しいと思ったら、住宅展示場に足を運ぶことで、どのような家を購入したいかを考える手助けになるでしょう。
家が欲しいと思ったら①購入の手順
家が欲しいと思ったら、まず購入の手順をしっかり知ることが大切です。
どのような流れで新築の家を購入するかを理解していると、事前準備もできますし、スムーズに家の購入を行えます。
ここでは、家の購入手順を以下の4つに分けてご紹介いたします。
- 建売住宅を購入する場合
- 分譲住宅を購入する場合
- 土地探しから始めて、新築の注文住宅を建てる場合
- 土地がすでにある状態で、新築の注文住宅を建てる場合
それでは、家の購入手順をこれら4つのケース別に、それぞれ詳しく見ていきましょう。
建売住宅を購入する場合
建売住宅を購入する場合の流れは以下の通りです。
- 予算を決める
- 建売住宅の相場を調べる
- 建売住宅の内見をする
- ハウスメーカーに購入申し込みをする
- ハウスメーカーから重要事項説明を受ける
- ハウスメーカーと不動産売買契約を締結する
- 住宅ローン事前審査を受ける
- 住宅ローンの本審査の申し込みをする
- 住宅ローンの契約を締結する
- 登記を司法書士に依頼する
- 立ち合いをして建売住宅に問題がないか確認する
- 引き渡し
分譲住宅を購入する場合
分譲住宅を購入する場合の流れは以下の通りです。
- 予算を決める
- 分譲住宅の相場を調べる
- 分譲住宅の区画に見学に行く
- ハウスメーカーに購入申し込みをする
- ハウスメーカーから重要事項説明を受ける
- ハウスメーカーと不動産売買契約を締結する
- 住宅ローン事前審査を受ける
- 住宅ローンの本審査の申し込みをする
- 住宅ローンの契約を締結する
- 登記を司法書士に依頼する
- 立ち合いをして分譲住宅に問題がないか確認する
- 引き渡し
土地探しから始めて、新築の注文住宅を建てる場合
土地探しから始めて、新築の注文住宅を建てる場合の流れは以下の通りです。
- 予算を決める
- 土地と建築費用の相場を調べる
- 不動産業者、ハウスメーカーまたは工務店に土地探しを依頼する
- 土地の購入を決める
- 買付証明書を提出する
- 住宅ローン事前審査を受ける
- 重要事項の説明を受ける
- 土地売買契約の締結をする
- 住宅ローンの本審査の申し込みをする
- 住宅ローンの契約を締結する
- 土地の引き渡しをする
- どんな家を建てたいかを考え、決定する
- ハウスメーカーまたは工務店と仮契約する
- ハウスメーカーまたは工務店と工事請負契約契約する
- ハウスメーカーまたは工務店とオプションなどの細かい部分の打ち合わせをする
- 着工
- 竣工・引き渡し
土地がすでにある状態で、新築の注文住宅を建てる場合
土地がすでにある状態で、新築の注文住宅を建てる場合の流れは以下の通りです。
- 予算を決める
- 建築費用の相場を調べる
- ハウスメーカーまた工務店を探す
- どんな家を建てたいかを考え、決定する
- ハウスメーカーまたは工務店と仮契約する
- ハウスメーカーまたは工務店と工事請負契約契約する
- 住宅ローン事前審査を受ける
- ハウスメーカーまたは工務店とオプションなどの細かい部分の打ち合わせをする
- 住宅ローンの本審査の申し込みをする
- 住宅ローンの契約を締結する
- 着工
- 竣工・引き渡し
家が欲しいと思ったら②予算について
家が欲しいと思ったときに、購入の流れを確認したら、次に予算を決めましょう。
予算を決めるときは、全体の予算を決めてから、次に住宅ローンでいくら借り入れるかと頭金にいくら用意するかを決めます。また、毎月の返済額はいくらにするかを考えなければなりません。
家を購入するときには、返済比率がどのくらいかを考えるようにしましょう。
返済比率とは、以下の計算式で計算します。
毎月の返済額×12ヵ月分÷年収×100=返済比率
返済比率は、20~25%で収めるのが適した値だとされているため、年収別に見ると毎月の返済額は以下のようになります。
| 年収 | 返済額 | 返済比率 |
| 500万円 | 8.4~10.4万円 | 20.16~24.96% |
| 800万円 | 13.4~16.7万円 | 20.1~25.05% |
| 1,200万円 | 20~25万円 | 20~25% |
| 1,500万円 | 26~31万円 | 20.8~24.8% |
このように年収から適した返済額を導き出すことができます。
自分の年収に合わせた返済額を確認して、その間に収まるように予算を決めましょう。
家が欲しいと思ったら③住宅ローンについて
家が欲しいと思った後、購入の手順を調べ、予算を決めたら、次は住宅ローンについて詳しく調べましょう。
住宅ローンには事前審査と本審査があり、この両方を通過する必要があります。
住宅ローンの事前審査と本審査に通過しないということは、家を購入することができないこととイコールであるため、とても重要なものです。
ここでは、家が欲しいと思ったときに知っておかなければならない住宅ローンの事前審査と本審査について、詳しくご紹介いたします。
住宅ローンの事前審査とは?
住宅ローンの事前審査とは、仮審査とも呼ばれているもので、住宅ローンの本審査に進む前に受ける審査のことをいいます。
住宅ローンの事前審査は、即日から数日程度で結果が出る簡易的な審査です。また、インターネット上でも受けることが可能であり、いつでもどこでも受けたいときに受けられます。
以下は住宅ローンの事前審査で問われる項目をリスト化したものです。
| 住宅ローンの事前審査で問われる項目リスト |
| 借入形態(ひとり・ふたり・連帯責務) |
| 借入目的(土地購入の場合は、物件購入・注文住宅購入土地あり・新築などに該当) |
| 土地の価格 |
| リフォームの価格(土地のみの契約の場合は0円) |
| 借入希望日 |
| 借入期間 |
| 申し込み希望店(インターネット上での契約が可能な場合もあり) |
| ローン取り扱い手数料(定額型・定率型・未定から選択) |
| 売買金額請負金額 |
| 諸経費等(仲介手数料や不動産登記費用など) |
| 必要資金総額 |
| 借入希望額 |
| 申し込みの金融機関以外の借入額 |
| 自己資金 |
| 資金調達合計額 |
| 毎月返済額 |
| ボーナス月返済額 |
| 毎月返済日 |
| 生年月日 |
| 勤務形態 |
| 前年の年収税込額 |
| 収入合算での審査の実施の有無 |
このように、事前審査で問われる項目は多く、事前審査を受ける前に入力しなければならない項目は多岐にわたるため、書類などを事前に用意しておかなければなりません。
事前審査を受けるのに必要なものには、以下の8〜9点があります。職業によって、必要な書類には違いがあります。
- 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード・パスポートなど)
- 健康保険証
- 前年の源泉徴収票(個人事業主の場合は確定申告書のコピー)
- 決算書のコピー(法人経営者の場合)
- 購入する予定の土地の資料敷地面積の記載があるもの
- 他に返済中のローンがあれば、ローンの残高証明書など、ローンの残高がわかるもの
- 印鑑または認印
- 銀行の通帳(必要な場合がある)
- 年金手帳(必要な場合がある)
事前審査以外にもインターネット上で、住宅ローンを借り入れる場合のシミュレーションができるようになっているサイトもあります。
シミュレーションはあくまでシミュレーションであるため、問題がなかったとしても、事前審査が必ず通るというわけではありません。
シミュレーションでは、事前審査を申し込む前に返済額をはじめ、金利や返済期間などの目安を知ることができるだけと考えておきましょう。
住宅ローンの本審査とは?
住宅ローンの本審査とは、住宅ローンを契約するときの正式な審査のことです。住宅ローンの本審査の結果は1週間から10日程度でわかります。
住宅ローンの事前審査を通過していても、本審査に通らないこともあるので注意が必要です。
本審査は来店して手続きをすることがほとんどです。ですが、最近ではインターネット上で受けることができる金融機関もあり、住宅ローンの事前審査から本審査までインターネット上で完結させることもできます。
また、住宅ローンの本審査の場合、主に以下の項目が問われます。
| 住宅ローンの本審査で問われる項目リスト |
| 生年月日 |
| 勤務形態 |
| 前年の年収税込額 |
| 勤続年数 |
| 同居家族続柄 |
| 健康状態 |
| 住宅ローンの完済時の年齢 |
| 返済負担率 |
本審査を受けるのに必要なものには、以下の11〜12点があります。職業によって、必要な書類には違いがあります。
- 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード・パスポートなど)
- 印鑑証明書
- 前年の源泉徴収票(個人事業主の場合は確定申告書のコピー)
- 決算書のコピー(法人経営者の場合)
- 住宅ローンの借入申込書
- 購入する予定の土地の資料敷地面積の記載があるもの
- 売買契約書
- 不動産登記謄本
- 公図
- 地積測量図
- 他に返済中のローンがあれば、ローンの残高証明書などローンの残高がわかるもの
- 印鑑(実印)
住宅ローンの本審査で必要となる書類は、事前審査で用意しておいた方がよい書類と一部がかぶっています。
事前審査を受ける段階で、本審査でも必要になる書類を用意しておくと、本審査をスムーズに受けられるのでおすすめです。
必要な書類は住宅ローンを契約する金融機関によっても多少違いがあるため、契約する金融機関の指示に従わなければなりません。
また、必要な書類は必ずそろった状態で提出するようにしましょう。必要な書類がそろっていない状態で提出してしまうと、心象を悪くしてしまい、本審査によい影響があるとはいえません。
家が欲しいと思ったら④相談先について
家が欲しいと思っても、人生で初めての大きな買い物であることが多く、どのように進めていったらいいかわからなかったり、判断に迷ったりすることがあるでしょう。
そんなときにあらかじめ相談先を知っておけば、困ったときにすぐに相談できます。
家が欲しいと思ったときにおすすめの相談先には、以下の5つがあります。
- ハウスメーカー・工務店
- 不動産業者
- 金融機関
- ファイナンシャルプランナー
- 不動産情報サイト・住宅専門サイトの無料相談窓口
それでは、家が欲しいと思ったときにおすすめの相談先について、それぞれ詳しく見ていきましょう。
ハウスメーカー・工務店
住宅展示場などに趣くと、さまざまなハウスメーカーや工務店がモデルハウスを展示しています。
ですから、その場で家の購入に関する気になっていることや悩んでいることを相談することが可能です。
また、ハウスメーカーや工務店は、相談窓口や問い合わせフォームを設置していることがほとんどなので住宅展示場に行けなかったり、住宅展示場で相談したこと以外にも気になることが出てきたりしたときに、気軽に相談することもできます。
不動産業者
不動産業者にも家に関する相談をすることが可能です。特に土地から探して家を建てるときには、不動産業者に相談するのがよいでしょう。
土地の相場などは自分で調べる必要がありますが、土地の購入に関して相談をすることができます。
また、不動産業者なら、住宅ローンの契約等に関しても相談が可能です。
金融機関
家を購入するときには、基本的に住宅ローンを利用します。住宅ローンは金融機関の事前審査と本審査を通過した上で、契約できるものであり、いくら借りられるかは金融機関が決めます。
家が欲しいと思ったら、金融機関で相談できることは以下の3点です。
- 住宅ローンを契約できるか
- 住宅ローンにはどんな商品があるか
- 住宅ローンでいくら借りられるか
金融機関で相談するときには、事前予約が必要なことがほとんどですが、電話での相談にも対応しているところもあるので、相談したい内容によって相談方法を選択するとよいでしょう。
ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナーはお金にまつわるスペシャリストです。家計の見直しから資金計画まで、ファイナンシャル・プランニングを行います。
ファイナンシャルプランナーに相談する場合は、年収や預貯金による予算の決め方や住宅ローンでいくら借りるかなど、家を購入する上でのお金の相談をすることが可能です。
基本は有料相談ではありますが、無料で相談できるケースもあるので、相談先としてファイナンシャルプランナーを選ぶのもよいでしょう。
不動産情報サイト・住宅専門サイトの無料相談窓口
家を購入したいものの、仕事などが忙しくて、住宅展示場に行ったり、金融機関に赴いたり、ファイナンシャルプランナーに相談したりする時間が取れない場合には、不動産情報サイト・住宅専門サイトの無料相談窓口に相談するのもひとつの方法です。
不動産情報サイト・住宅専門サイトの無料相談窓口の場合は、オンラインでの相談が可能であるため、時間を気にせず、相談できます。
また、不動産情報サイト・住宅専門サイトの無料相談窓口では、専門家が在籍しているケースもあるので、しっかりとした回答が欲しい場合には、専門家が在籍している不動産情報サイト・住宅専門サイトの無料相談窓口に相談するとよいでしょう。
相談するときには下準備を
家が欲しいと思ったときにおすすめの相談できる相談先には、さまざまな場所があります。
どの相談先にも相談するときには、家を購入するにあたって、何を相談したいかを明確にしておくことが大切です。
家を購入する上でわからないことや悩んでいることをリスト化して、相談し忘れがないようにしましょう。
家が欲しいと思ったら始めること:まとめ
家が欲しいと思ったとき、何から手をつけていいのかわからないことでしょう。家を購入するということは、ほとんどの人が初めての経験です。しっかり下調べをして、準備することで後悔のない家の購入ができます。
家が欲しいと思ったらまず考えなければならないことは、どのような形態の家が欲しいかということです。一口に家といっても、一戸建てなのか分譲マンションなのか、中古なのか新築なのかなど、決めなければならないことはたくさんあります。
基本的なことが決まったら、購入手順を確認して、予算を決めましょう。予算が決まったら、住宅ローンではどのくらいの金額が借りられて、毎月の返済はいくらになるのかなど、細かいことを調べていきます。
相談先は、家が欲しいと思ったときに何について知りたいかによって変わるので、自分の悩みや迷っていることがどんな内容なのかを精査して、相談先を決めましょう。



















