家を建てるときに悩むことのひとつとして、キッチンの色選びがあるでしょう。キッチンは独立しているように見えて、部屋の一部でもあるため、部屋との調和が重要な場所でもあります。
では、どのようにして、キッチンの色選びを行えばよいのでしょうか?
この記事では、キッチンの色で後悔しない選び方をはじめ、キッチンの色で後悔を防ぐ色選びのポイントやキッチンの色で後悔したくない人におすすめしたい人気のカラー、キッチンの色でよくある後悔・失敗例について、詳しくご紹介いたします。
キッチンの色 で後悔しない選び方とは?
キッチンは毎日見る場所です。キッチンの色選びを失敗したことで、後悔してしまっている人は意外にも多いのはあまり知られていません。
もし、料理をしなかったとしても、飲み物を取りに行くためにキッチンにある冷蔵庫には向かうでしょうし、料理をするのであれば、キッチンでの滞在時間はそれなりに長いため、キッチンの色が目に入らないことはないでしょう。
毎日、目に入るキッチンの色選びは、後悔がないように慎重に行わなければなりません。色選びを後悔してしまうと、キッチンを使うのが憂鬱になってしまうからです。
キッチンの色で後悔しないようにするためには、きちんと選び方を熟知しておく必要があります。
ここでは、キッチンの色で後悔しない選び方についてご紹介いたします。
キッチンの色で後悔しない選び方には、以下の8点があります。
- 壁のクロスや床の色に合わせる
- 家具や家電の色に合わせる
- キッチンの質感を確認する
- ショールームで確認する
- カラー見本を取り寄せる
- カラーシミュレーションを利用する
- 風水も加味する
- キッチンのテイストを決める
それでは、キッチンの色で後悔しない選び方について、それぞれ詳しく見ていきましょう。
壁のクロスや床の色に合わせる
壁のクロスや床の色に合わせることで、キッチンが部屋全体になじみやすくなります。あえて、キッチンの色は濃いカラーを選択して、アクセントにするのもよいでしょう。
また、木目調のキッチンの色を選んだ場合には、床の色となじみやすいカラーを選択すると統一感が出ておしゃれです。
家具や家電の色に合わせる
家具や家電がすでに決まっている場合には、キッチンの色を家具や家電の色に合わせるとよいでしょう。壁のクロスや床の色と合わせるのと同様、家具や家電の色に合わせることで、部屋の統一感が出ます。
家電の中でも冷蔵庫や炊飯器、オーブンレンジやトースターなどはキッチンで使用するものなので、特に色味を調和させるようにしましょう。
また、家具の中では、ソファがカラフルなカラーを選択することが多いものなので、キッチンの色とソファの色の相性をよく考えることも大切です。
キッチンの質感を確認する
キッチンの素材はさまざまあるので、質感に合わせてキッチンの色を選ぶようにしましょう。
キッチンの素材には、以下の9点があります。
- ステンレス
- 人造大理石
- 天然石
- クォーツストーン
- タイル
- セラミック
- メラミン
- ホーロー
- 木
このように、キッチンの素材にはたくさんの種類があります。キッチンの素材に合わせて、カラーを合わせることで、キッチンの印象が変わるので、好みのキッチンになるようにキッチンの色を選ぶのがおすすめです。
ショールームで確認する
キッチンの色はパソコンやスマホで見るのと実際に見るのとでは、印象が大きく変わります。可能であれば、ショールームに趣き、実際にキッチンの色を確認するのがよいでしょう。
ショールームで確認をすれば、実際に家を建てたときのことをイメージしやすいだけでなく、カラーがどんな発色をしているかも確認できるため、キッチンの色を選択しやすくなります。
カラー見本を取り寄せる
施工会社やメーカーによっては、カラー見本を取り寄せることが可能です。カラー見本とは、実際に使用される素材を小さく切り取ったもののことをいいます。
実際の質感や発色が確認できるため、キッチンのイメージがしやすくなります。ただし、小さい素材が送られてくるだけなので、全体像をイメージするのは若干難しいといったデメリットがあるでしょう。
ショールームに行けない場合は、カラーシミュレーションとの併用がおすすめです。
カラーシミュレーションを利用する
キッチンの色を考えるときに一番手軽にカラーを確認できるものが、カラーシミュレーションです。カラーシミュレーションとは、パソコンやスマホからサイトにアクセスして、キッチンの色や床の色などを指定して、実際にそのカラーを選んだら、どんな色彩バランスになるかを確認できるものです。
キッチンの色はクリックひとつで変更できるため、すべてのカラーを確認してもさほど時間はかかりません。部屋全体の雰囲気を確認できるので、バランスを確認したいときにはおすすめです。
カラー見本が届く前やショールームに行けないときなどに、イメージを確認するのには適しています。ただし、パソコンやスマホから見るカラーは、実際のカラーとは異なるため、参考程度にするのがよいでしょう。
風水も加味する
キッチンの色をいくつか絞ったものの、決め手にかけるという場合には、風水を取り入れるのもひとつの方法です。
キッチンのある方角によって、風水的に見てぴったりと合うカラーは異なるため、キッチンのある方角をもとに考えるとよいでしょう。
キッチンのテイストを決める
キッチンのテイストを決めるときには、部屋のテイストに合わせると統一感が出ます。キッチンのテイストを先に決めるか、部屋のテイストを先に決めるかは、どちらでも問題はありませんが、テイストは統一するようにしましょう。
キッチンのテイストには、以下の11点があります。
- ナチュラル
- 北欧
- アメリカンヴィンテージ
- ブルックリンスタイル
- インダストリアル
- クラシカル
- シンプルモダン
- ナチュラルモダン
- クールモダン
- 和モダン
- スタイリッシュモダン
このように、テイストはたくさんあります。さまざまなテイストの中から、好みのテイストを選んだら、キッチンの色はテイストにあったカラーを選ぶようにしましょう。
キッチンの色で後悔を防ぐ色選びポイント
キッチンの色は一度決めたら、簡単に変更できるものではありません。リフォームをするか建て替えをしない限り、キッチンの色は変更できないと思っていて、間違いないでしょう。
ですから、キッチンの色を決めるときは、事前の準備が大切です。どのような点に気を付けたら、キッチンの色を決めたことに後悔しないで済むかを考えるようにしましょう。
キッチンの色で後悔を防ぐ色選びのポイントには、以下の5つがあります。
- インテリアに浮かないカラーを選ぶ
- 日にあたったときにどう見えるかを考える
- 電球の色との相性を考える
- 色彩バランスを考える
- 飽きのこないカラーを選ぶ
それでは、キッチンの色で後悔を防ぐ色選びのポイントについて、それぞれ詳しく見ていきましょう。
インテリアに浮かないカラーを選ぶ
キッチンの色はキッチンで完結していると思われがちですが、部屋全体に影響を与えるものでもあります。キッチンの色はインテリアとの相性が大事なので、インテリアに浮かないカラーを選ぶのが、キッチンの色で後悔しない選び方のひとつです。
インテリアに浮かないカラー選びには、「調和させる」または「アクセントカラー」として使用する2つの方法があります。
調和させる場合には同系色を選択し、アクセントカラーとして使用する場合には反対色を選択するとよいでしょう。
日の光に当たったときにどう見えるかを考える
キッチンの位置によっては、キッチンに日が当たることもあるでしょう。
日の光で照らされると、電球で見ていたキッチンの色とは違って見えることがあります。
日の光がキッチンに当たるようであれば、日の光に当たったときにどのように見えるかまで考えて、キッチンの色を選ぶようにしましょう。
電球の色との相性を考える
シャンデリアやシーリングライトの電球の色には、さまざまなカラーがあります。使用する場所によって、電球の色は変えることができ、部屋の雰囲気を決める大きな決め手になるものです。
電球には、以下の5種類があります。
- 電球色
- 温白色
- 白色
- 昼白色
- 昼光色
この5種類の中から、家電量販店などで販売されているのは、電球色・温白色・昼白色・昼光色の4種類です。
電球色はオレンジがかった温かみのあるカラーで、温白色は明るさの中に落ち着きのあるカラー、昼白色は自然光に近いカラー、昼光色は自然光よりやや青みがかったカラーであり、それぞれ部屋の雰囲気が違って見えます。
また、電球の色によって、照らされているキッチンの見え方も変わるため、キッチンの照明のカラーでどのように見えるかを考えて選択することが大切です。
色彩バランスを考える
色彩バランスを考えることは、キッチンだけでなく、家全体のコーディネートをする上で重要です。色彩バランスといわれても、ピンとこない方も多いのではないでしょうか?
配色を決めるときには、自分の感性を信じることも大切ですが、マンセル表色系を用いれば理論的に色を決められます。
マンセル表色系とは、マンセル色相を元にした色の見本表です。マンセル色相では、R(赤)・YR(黄赤)・Y(黄)・GY(黄緑)・G(緑)・BG(青緑)・B(青)・PB(青紫)・P(紫)・RP(赤紫)の10色を順番に配列し、色の相性のよさを簡単に確認することができるものです。
配色バランスで悩んだときには、マンセル表色系を元に配色を考えるのがよいでしょう。
飽きのこないカラーを選ぶ
キッチンの色を選ぶときには、見た目も大事ですが、その色を選んだ後のことも考えなけれはなりません。
一度、キッチンの色を決めてしまうと、リフォームや建て替え、住み替えでなければ、カラーを変更することはできません。
長く使うことを考えて、飽きのこないカラーを選択するようにしましょう。
キッチンの色で後悔したくない人におすすめしたい人気のカラー
「キッチンの色で後悔したくないときには、一体どんなカラーを選んだらいいの?」と思っている方も多いのではないでしょうか?
キッチンの色には人気のあるカラーが存在しています。人気があるということは、それだけ多くの方の家でそのカラーのキッチンが使われているということです。
ここでは、キッチンの色で後悔したくない人におすすめしたい人気のカラーを人気順にご紹介いたします。
キッチンの色で後悔したくない人におすすめしたい人気のカラーには、以下12種類があります。
- ホワイト
- 木目調
- ブラック
- ブルー・ネイビー
- グリーン
- レッド
- パステルカラー
- イエロー・オレンジ
- ピンク
- グレー
- シルバー(ステンレス)
- ツートンカラー
このように、キッチンの色には様々なカラーがあります。その中でも、どんな部屋でもマッチしやすいホワイトや木目調に人気が集まっています。
次に、キッチンの色で人気なのが濃いめのカラーです。濃いめのカラーは落ち着いて見えるだけでなく、汚れが目立ちにくいといったメリットもあります。
その後にパステルカラーやイエロー・オレンジ、ピンクなどの優しいカラーが人気です。キッチンが華やかになりながらも、可愛らしい雰囲気にすることができます。
シルバーはカラーとしては選ばれにくいものですが、ステンレスであるため、機能性が高いといった特徴があります。
ツートンカラーもキッチンのカラーとして用意はあるものの、選ぶ人が少ない傾向にあるカラーです。
キッチンの色でよくある後悔・失敗例
キッチンの色が選べる場合、どのように色を決めるのでしょうか? 好きな色にする方もいらっしゃるでしょうし、家の雰囲気に合わせる方もいらっしゃるでしょう。
キッチンのカラーを選ぶときには、何かしらの指針があるはずです。ですが、実際にキッチンの色を選んで生活しはじめると、「こんなはずじゃなかった……」と思ってしまうことがあるのが、キッチンの色選びの難しいところでもあります。
ここでは、キッチンの色でよくある後悔・失敗例をご紹介いたします。
以下はキッチンの色でよくある後悔・失敗例14点です。
- 壁のクロスや床の色とキッチンの色が合わない
- 家具や家電の色とキッチンの色が合わない
- 日が当たったら、キッチンの色のイメージが違った
- 照明の色とキッチンの色が合わない
- 部屋のテイストとちぐはぐになってしまった
- カラーバランスが悪かった
- 汚れが目立つカラーにしてしまった
- ほこりの目立つカラーにしてしまった
- 傷が目立つカラーにしてしまった
- 指紋がつきやすいカラーにしてしまった
- お手入れがしづらかった
- 風水だけで決めてしまった
- 圧迫感のあるカラーにしてしまった
- キッチンの色に飽きてしまった
このように、キッチンの色でよくある後悔・失敗例は、家を建てたときのイメージと実際の家の雰囲気が大きく異なっていたり、そもそもイメージがしっかりできていなかったりすることによるものがほとんどです。
キッチンの色でよくある後悔・失敗例と同じ後悔や失敗をしないようにするためには、事前の準備が重要といえます。
キッチンの色選びで後悔しないようにするためには、「キッチンの色で後悔しない選び方とは?」と「キッチンの色で後悔を防ぐ色選びポイント」で先述した選び方とポイントを抑えるようにしましょう。
キッチンの色で後悔しない方法まとめ
キッチンの色で後悔しないためには、キッチンの色の選び方と色選びのポイントをしっかり抑えておく必要があります。
キッチンの色選びを後悔しないためには、壁のクロスや床、家電や家具の色などとの調和を第一に考えましょう。色が浮いてしまうと、ちくはぐな印象を与えるキッチンになってしまいます。
また、キッチンの色はたくさんあり、自分の好みや部屋の雰囲気に合わせて、選択することが可能です。キッチンの色を選ぶときには、部屋全体のテイストにも気を配るようにしましょう。
キッチンの色には人気のカラーもあるので、キッチンの色で後悔しないためには、人気のあるカラーの中から選択するのもおすすめです。
キッチンの色の選び方やポイントをしっかり抑えた上で、キッチンの色でよくある後悔・失敗例を知っておくと、自分がキッチンの色を選ぶときに大きな後悔や失敗をせずにキッチンの色を決められるので、しっかり確認しておきましょう。



















